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医療報道を斬る

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2014.10.06
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カテゴリ:暮らし
以前紹介したことのある『「ニセ医学」に騙されないために』(メタモル出版)の著者であるNATROM先生がSYNODOSの新刊著者インタビューを受けていました。

インタビューを見てみると、NATROM先生は患者のことを本当に考えているのだなと思います。患者から怪しげな治療法の相談を受けたら、私のような未熟者だと、「ニセ医学」への反感から、けんもほろろに否定してしまいそうです。でも、NATROM先生は患者の置かれた状況を考慮して、病状はもちろん、心理状態にまで気を配って対応するとのことです。年齢は私の方が上ですが、「ニセ医学」に対する対応では、私とは年期が違うようです。

インタビューの最後に政治家やマスコミ関係者に著書を読んで欲しいと話されていました。同感です。EM菌やホメオパシーを肯定する政治家も居ますし、医学以外でも、9.11陰謀論に染まった政治家も居ます。また、報道の方も、悪しき相対主義に侵され、科学的にまともな意見と明らかに間違っている意見を両論併記してこと足れりとしている場合が少なくありません。行政主導のEM団子を川に投げ込むイベントの好意的な報道を見ると、この国は大丈夫かと心配になります。

単に「ニセ医学」に騙されないためだけではなく、科学的リテラシーを身につけるためにも、多くの人に読んで欲しい本です。





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Last updated  2014.10.06 14:35:48
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