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カテゴリ:健康・運動
<腹式呼吸のやり方>
1;先ず息を吐く時は、腹部(出来ればへその少し下の部分を中心に)をへこませていくと、息が出ていきます。なるべく長い時間をかけて、ゆっくりとへこめるだけへこませておいてから、力を抜くと腹部は元に戻り、横隔膜は正常の位置迄下がり肺が拡大して空気が吸いこまれます。吸おうと意識する必要はありません。(深い息が出来るのです)横隔膜は練習をすれば、かなり伸びるようになりますので「腹式深呼吸」を練習すると息が深くなり、排毒がさかんになって健康になります。 2;息をはくときに出口近くに抵抗をかけると、毒を出す効率が高くなります。口笛を吹くように口をつぼめるとか、唄う、話す、唸る、などすればよいのです。本当は鼻から息をはけるともっといいのですが、これは少し難しいのです。鼻から息を吐くための訓練法としては、口蓋の後半分の軟口蓋を上げるのです。そこで狭くなると、のどごしの息が鼻のほうへ抜けるし抵抗もかかるので、これができるようになれば一番いいのです。 3;こうして息を吐いて毒を出し、次に息をすうのですが、これは鼻から吸ってください。これは東洋医学でも西洋医学でもはっきりしている事ですが、肺は乾燥と冷気を嫌うのです。吸込んだ息に湿気と温度を与える必要があるので、鼻の中は入りくんでややこしい構造になっているのです。鼻の穴の中というのは、意外に面積が広く、そこで空気を温めるし、鼻汁が湿気を与えて肺を守っているのです。だから鼻で息を吸うようにして下さい。 4;そして、吸ったらすぐ吐かないで、少し息を止めているのがいいのです。というのは、入ってきた空気がすぐ出て行くと、ガス交換する時間がとれないのです。息を吸ったら4つ5つ数えるくらい息を止めて、それから吐くと一番いいのです。 これはヨガですすめている呼吸法でもあります。喘息の人は特にこの腹式呼吸法を練習し、いつもこれを実行していると発作がおこりにくくなりますし、発作の時も、我慢してこの呼吸をすると呼吸が楽になり発作が早くおわります。 上記の呼吸法を暇のある時、特に寝る前に床の上で10回ばかり毎日練習すると良いでしょう。 ストレスにまけない体をつくりましょう(^。^)/ お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
最終更新日
2007年02月15日 12時58分58秒
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