バンフからケアンズへ。　

ここオーストラリアの先住民はアボリジニー。
町で見かける肌の黒い人たちがそうである。
彼らは白人により、白人と同じ生活を迫られている。
簡単に言えば、子供は学校に行って
大人は働いて国に税金を納める。
日本人の考えでは当たり前のことである。
しかし、アボリジニーにとっては苦痛である。
彼らは寝たいときに寝て、食べたいときに食べる、
その日暮である。
彼らの生活水準はとっても低い。
国が彼らにお金を支給して彼らの生活を保護している。
それが本当の意味での保護につながるかは謎であるが…
毎週お金がもらえる彼らは、
そのお金を生活費に当てず、
酒、たばこ、ギャンブル、薬に使ってしまう。
＄２０００のお金を１～２日で使ったなんて話も聞いたことがある。
何かがおかしい。
学校に行く子供はほとんどいない。
なので、みんな無職になる。
生活水準が低くなる。
国が保護する。
お金がもらえるので働かない。
完全な悪循環である。
何とかならないものか？？？