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バベルの図書館-或る物書きの狂恋夢

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カテゴリ:映画/エンタメ
 滝田洋二郎監督『おくりびと』の、アカデミー外国語映画賞受賞ニュースから少し経って、改めて記事にするのも躊躇われたのではあるが、以前「青木新門と『おくりびと』と私。」なるタイトルの記事を書いた。
 いま読み返すと記事の内容の多くは、今回の受賞で詳らかになった事実の記述に過ぎないが、最後の箇所、

 <古今を問わず、人は生き、死ぬ。それは普遍的である。人の最期を愛するということは、最期までのプロセス、つまり生まれ、生きている間をも慈しむものである。
 「生か死か」ではなく、死後の旅を見送るという瞬間を通じて、「人間全体」をまるごと愛するという目線―これは『納棺夫日記』にも『おくりびと』にも共通しているはずだ―こそ、現代と言わず、読む人・観る人全てに伝わって欲しい思想であり、哲学であり、アートであり、何より真心なのではないだろうか。>

 という拙文に関しては、このたびの“熱狂”と“喝采”によって、逆に私の読みもあながち間違っていなかったのか、という気が少しだけしてきたのである。時代は、世界はいま、新たな死生観=人生観を少しずつ模索し始めている。その証左としての同作のアカデミー受賞には、映画文化の域を超えた、想像以上の意味と価値があるのではないだろうか。(了)


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「旅から、音楽から、映画から、体験から生死が見える。」 著書です:『何のために生き、死ぬの?』(地湧社)。推薦文に帯津良一・帯津三敬病院名誉院長。

【アカデミー賞】「おくりびと」外国語映画賞を受賞! 滝田監督が満面の笑顔
 外国語映画賞は日本の「おくりびと」が受賞! 滝田洋二郎監督がステージに急ぐ際、本木雅弘が一瞬躊躇い..........≪続きを読む≫





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Last updated  2009/02/24 10:30:45 PM
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