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バベルの図書館-或る物書きの狂恋夢

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 今日は…木曜日ですね。いや、スパナチュの話。さて、今日は第11話と第12話を。第11話『火曜日のデ・ジャブ』。これ、ヘンな話。いかがわしげなミステリースポットで姿を消した、いわゆるお高くとまった科学の権威(ま、こうした超常現象や不思議館みたいなのを、科学で検証してコキ降ろす、潰し屋さんみたいな方ですわ)を追ううちに、自らもタイム・ループの罠に落ち込んだディーンとサム。エイジアの音楽が大音量で流れる中、ディーンの「おはよーサミーちゃーん」のハイテンション・ボイスで目覚めるサム。今日は火曜日。しかし、何度目が覚めても、毎日が火曜日。そして、この日、必ず最後にディーンが死んで、サムはまた火曜日の朝目を醒す。
 毎日毎日、同じ火曜日を生きて、いまやサムには一日のすべての出来事が頭に入ってしまう。途中で起こる出来事をほんの少し変えれば…たとえば、ぶつかってもそのまま行き交う女の子に、振り返ってディーンが声をかけたなら。あるいは、毎朝頼むコーヒーを頼まなかったなら…毎日起こる「火曜日のディーン」の死は回避できるのか???あらゆるトライをするも、ディーン、絶対に死にます。そんなループな日々を生き、毎日兄の死を目の当たりにしているサムの心境など、ディーンにはまったく分からず。だって、夢のように、サムの目が覚めたら、何もなかったように、その日一日を新しい一日としてディーンは生きる(そして最後に死ぬ!!)わけで、ディーンには何がなんだかさっぱり分からないという。しかし、ディーン、何回死んだんでしょう、このエピソードで。車にはねられ、ソーセージにあたり、シャワールームで転び、あげく飼い犬にまで食い殺される。つまり、何をやっても死ぬんです。最初は数えてましたけど、最後はもう何回死なされたか、わからなくなった(笑)。ディーン、かわいそう。
 さて。こういう、実験的なつくりのエピソードには、彼がいますね、トリックスター。トリックスター、また出たか(苦笑)。もちろんサムのこと、気付くんですよ。で、トリックスターとガチンコ勝負を挑もうとするわけですが、敢えなくディーンの死を回避することに失敗。その後、六ヶ月、ディーンを失ったサムは、阿修羅の如く、たった一人で心を閉ざして、ハンターとしてメキメキと頭角をあらわし、コワイくらい。ボビーだって心配してますよ。そのボビーと再会したサムは、トリックスターを捕獲するために、ボビーに生け贄になって欲しいと迫る。サム、非情です。不承不承、でも、サムの覚悟を試すように、命を差し出すボビー。杭で突いてみれば、これがトリックスターだった!!はい、これもサムはお見通し。曰く、やがては避けられない兄の死を乗り越え、真の意味で非情になれるか、サムを試しにきたと。しかし、ディーンに続いてボビーまでも引き出すなんて、トリックスター、冗談が過ぎる。ディーンへの思いを断ち切れないサムに失望したか、トリックスターは彼らしいやり方で、サムへの実力テストにオチをつける…。というのが、第11話。
 とにかく、ヘンな作りの作品。なんとなーく、後味も悪いし。それはきっと、トリックスターの人好きのしないルックスのせいだけじゃないはずだ!!人の純な心に土足で上がり込み、それにつけ込む質の悪―い、人、現実にもいやしませんかね???悪魔も人も紙一重です(笑)。
 一方第12話『新たなる先導者』。おいおい、スター・ウォーズみたいなタイトルだな。でも、もちろんコチラはNew Hopeではなく、悪魔の先導者のことですから。ベラに盗まれた悪魔を倒せるコルトの奪回を最優先事項とするディーンとサム。ベラの自宅はすでにもぬけの殻。そして、そこには、兄弟を足止めするベラの小憎らしい罠が!!
 そう、出ました。捕らえては逃げられる。FBIのヘンリクセン、登場!!今夜も鼻息荒いです。そして、はい、その場で取り押さえられ終了。通報されてたんだわ。田舎町の牢で厳重に拘束されるディーンとサム。今夜のうちに、移送するぜ!!ヘンリクセン、もはや勝ち名乗り。で、本局のヘリを待つ間、奇妙な出来事が保安官事務所を襲う!!ヘンリクセンの要請でやってきた副長官スティーヴンが、鉄冊越し、ディーンとサムに発砲。嘘だろ???咄嗟に呪文を唱えるサム。なんと、スティーヴンの口から悪魔が飛び出す。こりゃ、大変。事務所に足止めされているのをいいことに、大量の悪魔が兄弟の命を狙いにきてマス。オマケにヘンリクセンまで悪魔に乗り移られる始末。かろうじて悪魔を祓ってヘンリクセンを救うと、さすがのヘンリクセンも悪魔の存在と、そしてウィンチェスター兄弟の尊い仕事を認め、信じるしかないワケで。ここで、和解しますよ。FBI対ウィンチェスター兄弟の、長い長い確執の解消は、“今そこにある悪魔”への共闘として早速結実。事態を理解したヘンリクセンのボヤきが、なんともイイんだ。「オレなんか、何年もかけて追い続けて、数人の人しか救えない。そんなことに、15年の人生を捧げて来たのさ」。
 さて、ここからは、いつかもあった、密閉された空間、少ない人数&武器で、侵入を試みる大量の悪魔との戦いへと展開。窓に塩撒いたり、聖水を準備したり、魔法陣をスプレーで描いたり。臨戦態勢のランボーみたいだ。そこにルビー登場。今こそコルトを使うのよ!!って、コルト盗まれちゃったんだ。そりゃもう、ルビー怒る怒る。うっかり屋の間抜け呼ばわりですよ。この人、急に来てキレるんだもん。ま、気持ちは分かるけど。覚悟は上、のルビー、自分の命を捨てて悪魔の大軍を蹴散らすと宣言。ただし、そこから先は手助けできないわ。う~ん、言うねぇ。で、そのためには処女の血が一人前必要なの。今度はディーン、怒った!!悪魔を倒すために、罪のない人の命を犠牲に出来るかぁ!!ディーンも頑固だわ。出口なしの事態に心揺れていたサムも、これで目が覚めた。たとえ全滅しても、無益な殺生はしない。とにかく戦う!!
 これにはあきれたルビー、アタシ、降りるわ。で、早々に退散。暑苦しかったのかな、このテンションが。で、キックオフ。巧みに室内に悪魔を誘い込み、呪文でまとめて一発解決。どこか清々しい達成感に、「お前たちは、死亡したことにする。はやくこの街を出ろ」と粋なはからい、ヘンリクセン。いやぁ、めでたし、めでたし。
 のはずが!!平和の戻った事務所に愛らしい少女が訪れる。コワいほど、可愛らしい。だって、強力な悪魔なんだもん。そう、サムの対抗馬、リリスその人(いや、悪魔か)でした。ディーンとサムが街を離れ、モーテルにいるとルビー登場。「テレビをつけてご覧なさいよ」。そこには、昨夜皆で悪魔と戦った保安官事務所が突然爆発のニュース。死亡者の中には、昨夜の生き残りのほかに、ヘンリクセンの名も。「一人の処女を救って、結局、より多くの人を犠牲にしただけじゃないの」ルビーのキツいお叱り。「これからは私に従ってもらうわ」。そりゃ、何も言い返せない。
 これが第12話。それにしても、リリス、気になります。それと、ウィンチェスター兄弟とルビーの、悪魔戦争へのスタンスの温度差の違いが気になる。えぇ、ルビーの温度が、シリーズのトーンを乱すほどに、ちょっと高すぎるんじゃないか、と。ま、それが正解なのかは、今後のエピソードで明らかになるのでしょうね。(了)


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「旅から、音楽から、映画から、体験から生死が見える。」 著書です:『何のために生き、死ぬの?』(地湧社)。推薦文に帯津良一・帯津三敬病院名誉院長。





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Last updated  2009/02/26 11:05:33 PM
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プラダ バッグ@ gpzqtt@gmail.com 匿名なのに、私には誰だか分かる・・・(^_…
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