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カテゴリ:映画/エンタメ
大河ドラマ『天地人』を見ていると、どうしても思い出してしまうんですよ、『独眼竜政宗』と。ニュアンス的にかぶる瞬間がある。
それはもしかしたら、私がまともに大河ドラマを見るのが『独眼竜政宗』以来だからかも知れないけれど、でもそれだけでもないような。 渡辺謙氏の才気煥発で猛々しい若武者ぶりが鮮烈だった『独眼竜政宗』ですが、もう一人絶対欠かせなかったのが、西郷輝彦氏が演じた片倉小十郎(景綱)の存在。 主君・政宗と右腕である小十郎の抜群のコンビネーションは当時視聴者を惹き付けましたし、見ていて清々しいものがありました。 利発で思慮深いのに、裏がなく明らかに信頼に足る。そんな得難いブレーン役に、西郷輝彦氏の落ち着いた中雰囲気に宿る、溌剌とした若々しさがとても印象的でした。 で、言うなれば。『天地人』って実は、政宗にとっての小十郎にあたる人物が主人公ですよね。つまり、いきなり大役を背負わされた主君・上杉景勝にとっての右腕、直江兼続の物語。『独眼竜政宗』での片倉小十郎のポジションにあたる人物を主人公としているワケです。 そんなことを想いながら今、西郷氏の清々しい義人然とした右腕ぶりを、まさに“今小十郎”とでもいうべき瑞々しさで兼続を演じる妻夫木聡氏の右腕ぶりを気持ちよく見ているのです。 ガイドブックも後編が出て、あとは完結編を待つばかり。言いたくなくても、前田慶次郎のキャストが気になる…。サイトでは、すでに兼続と慶次郎の間に「友情」の関係ラインが真っ赤に引かれていましたけど…キャスト公表は引っ張りすぎだよなぁ。(了) コトブキヤ 戦国BASARA2 戦極像 伊達政宗 再販【8月予約】 天地人(前編) 天地人(後編) ■帯津良一・帯津三敬病院名誉院長推薦、出版記念講演・青木新門『何のために生き、死ぬの?』(地湧社)。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
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