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2010/04/09
カテゴリ：アート
東京も桜とはお別れ。前線は北上。冬が長い北は、寒さに耐えた分だけ桜の開花を、より待ち望んでいることでしょう。東京は、やがて新緑の季節に入ります。
さて。桜吹雪が見事だった月曜日と打って変わって天気の崩れた週半ば、春雨に濡れる最後の桜が待つ上野へ第38回 写実画壇展（上野の森美術館）を観るために足を伸ばしました。 仕事の移動の合間で慌ただしいスケジュールでしたが、隣駅での打ち合わせだったため支障なく、毎年恒例となった敬愛する友人の新作を鑑賞。この日は、年に数度しかない、この方を中心とした友人の再会の場でもあるのです。誰彼ともなく声が互いにかかり、都合が合えば再会、という緩いルールの中で、それぞれが時間を持ち寄って何となく集まるから不思議です。 今年は、私だけ足並みが揃わず、少々用事が立て込んでいたために展覧会に足を運べるかの約束が出来ず、結果的に単独行動となりましたが、作品と対峙することで、そこに足を運んだであろう友人たちの空気を感じてしばし、夢想の中で旧交を温めました。（了） お気に入りの記事を「いいね！」で応援しよう
Last updated
2010/04/10 12:06:25 AM
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