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カテゴリ:映画/エンタメ
コナー&マーフィー・マクナマス兄弟が帰ってきた!!念願成就、ついに『処刑人2』、観てきました。この日をどれだけ待ちわびたことか。映画館のイベントでは、前売り券に並んだ人には、様々なプレゼントが用意されていたらしく、中には主演の一人、ノーマン・リーダス(弟・マーフィー役)が劇中で着ていたシャツのキレとか、あったみたいですよ。今週末は、兄・コナー役のショーン=パトリック・フラナリーのシャツのキレが…。ノーマンの時には女性ファンが殺到し、あっという間になくなったそうですが、もうそういうのはいいのです。コアなファンを自称していますが、今はとにかく続編が観られただけで満足。
さて。事前情報ですでに確認していたことですが、やはり過ぎた歳月は長かった…。主演お二人、ちょっとおじさん化してます。のっけシャワーシーンも、なんか、体型に輪郭がない(苦笑)。 ともあれ、こだわって待って作った続編。基本的なシーケンスはすべて前作を踏襲。先に襲撃シーンを短い尺でさらっと流し、事件の後の現場検証で、検証する狂言回しとともに、時間がバックして兄弟のガンアクションに重なっていくあの独特の演出も健在。 映画へのオマージュも満載。 前作でも兄・コナーは映画好きという設定でしたが、今回はさらにさらに。チョコレート工場のジョニーさんまでネタにされてる。 ガンアクションの映画はしばしばダンスに喩えられますが、そこは勿論、美しいシーンが惜しげもなく続き、テンポ最高。編集の粗さは前半少し気になったかなぁ…。実は編集の妙もこの映画の命ですから。でも、途中からはテンポの方が圧してきて、それどころじゃない(苦笑)。 音楽も良かったです。まだゆっくりパンフも読んでいないので未確認ですが、基本スコアは前作と同じMychael Danna & Jeff Danna(ここも兄弟!!)の作品かな…。アイルランドの伝統、ケルティックなメロディに、荘厳なニュアンスを取り込んだ音楽は、単なるアクション映画としてだけでは片づけられない『処刑人』の、別の角度からの魅力、アイルランド移民のアイデンティティを考える上で、作品世界と見事にマッチしていて(というより、作品世界そのものを構成しています)重要です。本当に、前作でしびれた空気感を、そのまま引き継いだ続編、というのは稀有なもので、それはやはりキャスティングが大きく影響してくるのです。(つづく) 【23%OFF!】処刑人 【BEST COLLECTION 1980 ALL TIME】(DVD) お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
Last updated
2010/06/19 12:56:07 AM
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