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カテゴリ:映画/エンタメ
で、どうなのよ。同門対決。基本、どちらも変わりません(謝)。もうこれ、脚本の突飛さ、登場人物の濃さ(というか、ジェイソン氏の濃さ)、ハイテンポなストーリー展開だけで勝負(ただし、この音楽的なまでのテンポは注目です。音楽もいいんだけど。レングスも長すぎず、よくまとめてますよね)。しかも、二匹目のドジョウも当てちゃった。焼き直しなのか、セルフ・パロディなのか、もう何がなんだかわからない、この“勢い推し”。それはアドレナリンを分泌させちゃうんですから、参りました。お手上げ。
で、主人公である不死身の男・チェリオスが、二作にわたって命の危険にさらされるのですが、もう勝負はここだけ。どうやって、生命を維持しながらエンディングを迎えるか。そこだけなんですよ。一作目は盛られた殺人毒の進行を阻むために、アドレナリン分泌し続けること。二作目は、“不死身の男の心臓”を欲しがる男に奪われた心臓の代わりに装着した人工心臓に電気を送り続けること。どこから思いついたんだ???あとはもう、突き進むだけ。Bang,Bang!!明る過ぎるお色気も二作共通。 もっと厳密に言うと、たとえば『レザボア・ドッグス』から、『デスペラード』にスライドする瞬間のタランティーノの脳味噌を切り出して、やり過ぎにした感じ。え?分かりにくい?失礼しました。 もう観てるとですね、最後は、第一作時のブルース・ウィリス@『ダイ・ハード』にも重なったりするわけですよ(ルックス限定、横顔だけですけど)。でも、きっとここまでやり過ぎなステイサム氏、決して“ダイ・ハードの後継者”とは呼ばれたくないでしょうね。あくまで、“やり過ぎアドレナリン男”で。さりげに、同じく出世作『トランスポーター』もネタに使うあたりは、はやくも制作陣営も交えた大物宣言か、と。 疾走感、あり得ない設定、くだらないシチュエーション。これが、半端ならば失笑も買えないけれど、大真面目に徹底的にやったら、相当面白かった。というのが、アドレナリン。愛すべきB級。B級を謡った、実はA狙いの作品が多い中、ここまで徹底してB級にこだわった作品は潔いです。そうした点から、まだ未チェックの『イングロリアス・バスターズ』、観たいですね。 ということでこの対決、引き分け。どちらを観ても面白さはあまり変わりません。とうか、どちらを観てもハズれません。なのでなおさら、両方観てください。(了) 【送料無料選択可!】『アドレナリン』/ 洋画 【送料無料選択可!】『アドレナリン2 ハイ・ボルテージ コレクターズ・エディション 』/ 洋画 【送料無料選択可!】『トランスポーター3 アンリミテッド』/ 洋画 【送料無料選択可!】『イングロリアス・バスターズ』/ 洋画 【送料無料選択可!】『処刑人:アナザーバレット』/洋画 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
Last updated
2010/06/22 03:32:11 PM
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