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カテゴリ:アート
この週末は、江戸東京博物館にぶらっと足を運びました。天気はイマイチでしたが、まぁ徒歩圏内なので…。常設展も、なかなか珍しいものが多く、展示会場の作りこみやディスプレイの面白さ(海外からの旅行者も多く訪れるので、展示物へのリアクションを見聞するだけでも結構面白いです)もあって、なかなか素晴らしいのですが、江戸東京博物館は、特に特別展が実は結構スゴかったりします。和洋両方、いい企画展が来るので要チェックです。
この日は我らが「隅田川」展がやっておりましたが、折からの台風騒動で天気も危なく、後の予定もつかえていたので泣く泣くパス。常設展示会場で催されている「徳川御三卿」展目当てで入館。 いやしかし、この日も海外からの旅行客が沢山。やっぱりあの“日本橋”わたって、江戸の町並みのミニチュアがドーンっと視界に入ってくると、ジャポニスムがチャージアップしちゃうんでしょうかね。みんな、他に実物がいっぱいあるのに、ミニチュアから離れない(笑)。ま、ミニチュアというのも、ドールハウスの文化ですから、海外の人も嫌いなワケがない。 さて、「御三卿」。御三家はよく聞きますよね。“昭和の御三家”とか、“平成御三家”じゃないですよ。尾張・紀州・水戸が御三家。田安徳川家、一橋徳川家、清水徳川家の総称が「御三卿」。その目的は、やはり御三家と同じで、将軍の跡継ぎを出すための「押さえ」ないしは「ダークホース」育成の家系。なんていうと叱られちゃうかな。でも、こういうリスクヘッジのうまさが、やっぱり徳川幕府の、権力装置としての精緻さ、巧緻さだったのではないかと思うのです。さて、展示の方は、企画主旨は面白く、価値のあるものが出ていましたが、若干ボリュームに欠けるような。バラエティもジャンルも多いだけに、かえってまばらに見えてしまいましたが、展示物単位ではため息のでるようなものもありました。 一時、流行りに乗って、iPhoneでトイカメラ風写真を撮ったりしていましたが、今日は、あえてミニチュアを写真で撮って、さらにトイカメラ風に加工したらどうなるだろうか、と思い試してみました。うーん、トイのトイカメラ風カットなので、トイ用トイカメラになってしまいました。コンセプトが相殺しちゃったパターンです(苦笑)(了) お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
Last updated
2010/11/01 03:49:25 PM
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