バベルの図書館－或る物書きの狂恋夢

　今年はリニューアルが目白押しです。ま、その半分は故障が原因です。いわば消極的リニューアル。ケータイも、やはり故障の延長でのリニューアル。およそ2年以上前に機種変更したこのモデル。とにかくソニエリ使いの私としては、インターフェースが使いやすく、サイズも手ごろ、機能も文句なく愛用してきましたが、所有した歴代の機種の中で、なぜか落下率が格段に高かった!!何ででしょう…。　
　一部は経年劣化に類するものと割り切ってきましたが、私のケータイにしては珍しく、ボタンは取れて無くなるわ、カメラ機能のピンが合わなくなってるわ、とかなり使い勝手にも支障が…。それでもなんとか騙し騙し使って来ましたが、2年契約満了を持して、最新機種に変更した次第です。
　あれだな、もう一台前のURBANO BARONEは、もうひとつ物足りない。あえて機種変するほどの機能付加がないし、言うほどに形状が洗練されているとも思えませんでした。それよりは、機種そのものの幅も狭く、手の小さい私にはボタン操作もしやすい、さらに古いモデルの方が使いやすく…。
　待ちに待っていたところ、機種変のタイミングも重なった折から登場した後継機URBANO MOND。うん、BORNEとそんなに変わってない（笑）。ただし、注目すべきは、カメラ機能。ソニエリのマシンでCyber Shotでない限りは、とにかくカメラ機能がとても弱かったのです。しかし、URBANO MONDは、ようやく満足の8メガピクセル・オーバーのスペックを備えました。ありがたや。
　使ってみると、最近のモデルはどれもそうですが、やはりマシンそのものがデカイ。それに、過去のプラットフォームに比べると、性能が向上した分、反応がトロトロしています。ボタンも大きくてかえって押しづらい。けれど、もう、この時期ソニエリにこだわるならこのマシンしかないですね。URBANO BARONEはカラバリもイマイチでしたが、URBANO MONDは、前面部まで光沢美しく、濃いブルーのモデルが並びましたので、これもまたありがたや。
　まだまだ手に馴染んでいるとは言い難いですが、これからしばらく日常の共となるURBANO MOND、こちらも使い込んで愛用の一台にしたいものです。これまで頑張ってくれたW62Sにも感謝。お疲れさまでした!!（了）

▲写真は、このたび殿堂入りしたW62S。