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カテゴリ:スーパー・ナチュラル
前置きなしでスタートします、スパナチュ祭。まずは第9話『リアル・ゴーストバスターズ』。おいおい、まさかゴースト・フェイサーズじゃないだろうな(だったら…ちょっと嬉しい…笑)。違いました。でもこれまたヒネったエピソード。
チャックのケータイから呼び出されたディーンとサム。来てみれば、スパナチュ萌えのベッキーの仕業。なんと、スパナチュ・オタクのイベントに、本物二人を招いてしまったというわけ。相変わらずベッキーのサムを見る目つきが…肉食系だ(笑)。 さてこのイベント、ウィンチェスター兄弟になり切ったファンが、貸し切った怪しい洋館で事件を解決するLive Action Role Playingゲームだという。ロールプレイと言うからには、集まった濃厚な面子(あ、アッシュのコスプレ見っけ!!)、みんな完全になり切っちゃってます。ま、似てないのはお約束&ご愛嬌。 正体明かさず、自分たちになり切るファンの異様な熱気に居心地の悪いウィンチェスター兄弟。俺たちの人生を見世物にするな!!怒り収まらぬディーンは、主催者であるチャックに小説を書くことを止めるよう迫る。っとそこで、イベントのつもりが、事件は実際に起こってしまう!!参加者も、「やけにリアルだなぁ」って、そりゃリアルだ。 子供の霊の登場に、異常事態を察した兄弟、その気になってる本気コンビ、ダミアンとバーンズをうまく担ぎ出して、現れて人を襲う本物の幽霊を退治するが…現れた子供の霊がこの世に遺した恨みの対象はディーンとサムの読みとははずれていて…なんと子供の霊は、この子を殺した別の子供への恨みを伝えに現れていたのだった。 刃物片手に頭皮の皮を剥ごうと迫り来る悪童幽霊三人組…怖ーっ!!ウィンチェスター兄弟危機一髪、っと目の前で馬乗りになる悪霊が消えていく。認め合えたニセ兄弟、ダミアン&バーンズ(もちろん、本物の兄弟のことを「ファンにしてはやるなと勝手に認めてるだけなんですけど)お手柄、「こんなとき、二人ならどうする?放っておかない!!」とまぁ、勇気まで兄弟になり切って、見事悪霊退治しちゃいました。闘い終わって宴もお開き。別れ際、含蓄ある熱いメッセージをダミアン&バーンズから送られるディーン。ほんと、イイ話なんだけど、ちゃんとオチがありますので注意。 一方、チャックに惚れちゃったベッキー、付き合ってないのに「私たちもう付き合えない」とばかりに、上から目線で別れ話。さらには“その後のサム”を気遣ってまでくれちゃう。スゲェ。サム苦笑いも、うまくかわす。成長しましたねぇ。 そんなイタいベッキーではありますが、最後に置き土産。それは、コルトはまだ存在するということ。クラウリーという悪魔の側近が所有しているということ。ま、チャックの本から教えてるだけなんですけど。目指すはコルト。兄弟の旅は続く。 一方第10話『死の天使』。とうとう出ました。涙なくして語れないエピソード@スパナチュ。ヘビーなエピソード、来ました(涙)。 ルシファーを倒せるコルトの存在をベッキーから知らされ、ディーンとサムはクラウリーなる悪魔の元を訪れる。冒頭ジョーがキメてくれます。危ないビジネスで豪華な生活をしている富裕中年風悪魔のクラウリー。ご自慢の邸宅にハンター侵入にお冠。 でも、目的はご存知なわけで。「コルトは持っていけ。そしてルシファーを倒せ」と持ちかけられ、あまりの呆気ない展開に罠の予感。しかし聞けば、壮大な家族喧嘩である最終戦争を迷惑がっているのは人間だけではなく。 訝しげなディーンとサムにクラウリー、「ルシファーは堕天子だが悪魔じゃない。天使を倒したルシファーが、次に邪魔にするのは俺たち悪魔さ」。混沌に突き落とされたこの世を、悪魔が悪魔的に謳歌するにはルシファーは目の上のたんこぶ。理由はなんだっていい。コルトでルシファーを仕留め、最終戦争を終結させて人類の、そしてディーンとサム自身の運命を変えることが先。 コルトを手にしてベースたるボビーの家へ戻るハンター一行。キャスとエレンは飲み比べ。それまではあまり相手にしてる風でなかったディーンがジョーにモーションかけて撃沈。明日はコルトでルシファーと対決。だから最後の夜になるかもしれない。この一瞬の平和がやけに物悲しい。最後の夜を、ボビーが集合写真に収める…。 ウィンチェスター兄弟、ボビー、エレン、ジョー、カスティエルの5人が決戦の街に着くと、そこには無数の死神たちが!!死の臭いに、地獄も沸き立っているのか???大量の血の予兆か???なぜ???捜索の途中、カスティエルはルシファーに捕獲される。いわゆるヘッドハンティング開始、静かに拒むカスティエル。消えたカスティエルを探すディーンたちの前に現れたのは、今シーズンも下働きで嫌らしく兄弟を付けねらうメグ!!なんか、こすからいのに、あんまり重用されてないんだよな、この悪魔。 メグは、引き連れてきた地獄の番犬を解き放つ。かつて、ヘルハウンドに一度噛み殺されたディーンは、トラウマを刺激されて頼みの勇気も出やしない。姿なき猛犬に逃げ惑うハンターたち。追いつかれたディーンを救いに戻ったジョーに、獰猛な爪が襲い掛かる。その傷、もはや命取り。 ジョーを抱えたディーンはサムらと合流して日用品店に駆け込み、塩で入り口を塞ぐ。逃げ隠れたのではない。むしろ、ヘルハウンドに囲まれたのだ!!どうやって逃げ出し起死回生のチャンスをうかがうか…。ジョーの生死は?乾坤一擲、千載一遇、悪魔クラウリーにまで発破をかけられたこのチャンスに、ルシファーを撃たぬ手はない。なのに、事態は完全なピンチに。 無線でピンチを伝えるディーンに、ボビーは「状況判断」を促す。全滅か、はたまた…。動けないジョーの悪化する容態を前に、一縷の望みはあまりに選択困難。そこにきてジョーが瀕死の中に、大きな勇気。 自分がヘルハウンドを引き付けて爆弾のスイッチを押し、皆を逃がすと申し出る。あまりに辛い提案に、誰も首を縦に振らないが、ジョーの勇気を無駄にするわけには行かない。わが子のハンター魂に応えよと、孟母エレンは決断を強要。兄弟らは手製の爆弾を作って仕掛ける。 ジョーの作った脱出のチャンスの重さを胸に、一人ひとりが別れを告げる。最後にディーンが、万感の想いでジョーとの別れを果たすと、「あなたを一人にはしないわ」とエレン。動けないジョーの代わりに、地獄の番犬を導きいれて引きつける役を引き受ける。 後ろ髪を引かれながらひとり、またひとりと脱出をはかる。死を目の前にした母娘。先に息絶えた愛娘ジョーの健気な犠牲をたたえ、エレンは最後の勇気で爆弾のスイッチを押す。燃え上がる炎を背に、ルシファーに迫るディーンとサム。 ルシファーは、四騎士の一人、この不可解に群がる死神を束ねる「死」を呼び覚ます儀式の地に、この血なまぐさい街を選んでいた。儀式も佳境に突入する場にサム乱入、慌てる様子もないルシファーの注意を逸らし、飛び込んだディーンが引き金引いてコルト一発!!…が、ルシファーは死なない!! やはり、コルトでルシファーを倒す策は無謀だったのか???相も変らぬふてぶてしい表情で、失意の兄弟を横目に「死」復活(お、形容矛盾!?)の儀式を完遂するルシファー。メグの監視を振り切って逃亡したカスティエルが、ディーンとサムをその場から非難させるが、復活したデスが世界にもたらす死の害悪は、もはや想像を超えていた。家ではボビーが、言葉なく最後の集合写真を暖炉にくべる…。 うーん。やはり当初はこのシーズンで一区切り…だったという展開を予想させる急展開&重たい別れ。あまりに呆気ないエレンとジョーの退場は、少々残念な気が。でも、鮮烈な印象を遺した紛れなき生粋のハンター母子でした。天晴!!(つづく) 【送料無料!23%OFF!】SUPERNATURAL スーパーナチュラル <フィフス・シーズン> コンプリート・ボックス(DVD) お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
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