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カテゴリ:スーパー・ナチュラル
お待たせしました、スパナチュ祭、今月も継続です。さて、第11話『病院に棲む怨霊』。病院ネタは、絶対怖い。お得意のパターンですが、このエピソードは精神科の施設。あたかも妄想のように、存在しないはずの怪物が患者を襲う。
それは幻覚だと、院長。怪物に食べられたのではなく、自殺なのだと決めつける。潜入捜査に潜り込んだディーンとサム。待っていたのは、かつてのハンター仲間マーティンと再会。院内にいて、その怪物を探しているが、もはやハンターとしては活動できなくなった病中のマーティンにはウィンチェスター兄弟が頼もしい。 ディーンとサムは共依存と診断され、引き離されてグループセラピーを受ける。サムはともかく、父との関係についてはたびたび悪魔や天使からも言及されてきたディーン、精神科医にも触れられて面白くない。宗教的にも危険で、おまけに自己愛の強い病と診断されたディーン。そのせいではないが、ディーンの様子がおかしくなる。 その夜新たな“自殺者”が!!霊安室で調査をすれば、首には不可解な穴。意外に勇気あるサム、怖がるディーンを見張りに立てて死体の開頭。脳味噌が吸い取られている!! マーティンに報告すれば、それはレイスという怪物の仕業だという。人の姿に化けて脳味噌を吸い出すレイスは、鏡にだけ本当の姿を移すという。この病院にいて、人間の姿をしている中からレイスを探し出す!! 病院の鏡を見越して、通る人を“スキャン”するディーン。見つけた!!レイスの姿をした院長にサムが飛びかかるが…人違い。鎮静剤を打たれたサムを残して、ディーンがレイスを追うが、ディーンまたも調子がおかしい。妄想、幻覚…。まともに戦える体じゃない。何かに感染している…さっきサムの見せた凶暴性も、悪魔の血のゆえでなく…やはり何かの影響???部屋を移され拘束されたサム、そこに現れた看護師が見せた正体とは!! いやぁ、同じ病院ネタでも、こういう、シチュエーションを逆手に取った脚本の書き方もあるのか…。それにしてもレイス、気色悪ぅ。趣味悪ぅ。 第12話『魂の交換』。SW。というかダース・ベイダーファンにはたまらないエピソード。でもないか。あ、でも、暗黒卿が随所に出てきます。 今夜ディーンが悪霊退治を共にするサム、どこかヘン。いや、明らかにヘンで、ディーンも薄々気になっているのですが、なかなか気付かない。なんせこのサム、黒魔術を使った高校生が乗り移ったサム。 一方、本物のサムは、高校生の体に魂を移されて、退屈な家族の団らんに参加させられている最中。黒魔術の本を探し出して、呪いを解くしか方法はない。けれど、疑いきれないディーンは、偽サムをともなったまま、連絡もつかない。それもそのはず、このゲイリーという高校生、入念にもディーンの携帯、全部処分してます。 が、完全に、自分でない自由なサムを満喫しているゲイリーの思惑も長くは続かない。あ、でも。何気にオカルトオタクのゲイリー君、悪霊ネタに詳しく、お手本通りに悪霊退治も出来てしまうなど、結構役に立ちます(笑)。 さてしかし、この危険な実験。ゲイリー一人の計画ではなく、なんとサム・ウィンチェスターを悪魔に引き渡す契約でご褒美をもらおうとする、青くて幼くて、危険な高校生三人による共犯。少年二人に女の子一人。あ、ダーク・ハリー・ポッター??? 魔術の本を手に入れたサムを、まんまと手中に収めた共犯高校生二人は、サムを拘束して悪魔を呼び出し、取引に進む。 しかし、狡猾な悪魔が高校生の浅知恵に応じるはずがなく、サムの制止を聞かなかった生意気トレバー君はあえなく地獄へ。ことの重大さをしったゲイリーは、魂を交換してサムの体を返すことに応じる。おおっ、ラテン語も完ぺき、ゲイリー君。決められたレールを歩みたくなかったサムは、ゲイリーに“人生のアドバイス”を送る。 と、まぁこのディスクは、比較的単体で愉しめる、昔ながらのスパナチュ(笑)テイストある一枚となっております。なんか、最終戦争が重いもんで、ときどきこういうディスクがあるとホッとしますね(苦笑)。(了) 【送料無料!23%OFF!】SUPERNATURAL スーパーナチュラル <フィフス・シーズン> コンプリート・ボックス(DVD) お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
Last updated
2011/02/01 04:21:36 PM
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