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カテゴリ:アート
週末は、梅雨の合間に晴れ間あり、と聞いてホキ美術館に足を運びました。文字通り、「足を運ぶ」(笑)。想像していたより遠かったですが、それでも、大勢の人がやってくるんですね。この日もぞろぞろと訪れる人が列をなしていますが、何もなく視界の広い牧歌的田園風景(?)に、人の列ができる様もまたアーティスティック(?)。ホキ美術館の魅力なんでしょうね。
2010年11月のオープン以来話題になっていた建物の外観のユニークさ、厳選して集められた写実絵画(160点!!)、写実絵画を最良の環境下で鑑賞させるディスプレイ…。 なんせ写実絵画です。リアルです。透明度高いです。なので、照明がLEDだったりするのは、最初は時流のせいかな、とも思いましたが、よくよく考えると、黄色い照明一本槍だと、写実絵画は、表現の性質上ピカピカしてしまってともすればチープに見えてしまうようなところがある。でも、集められた作品は、とにかくレベルがすごいんです。それらを最高の環境で、正確に鑑賞してもらいたい…。 つまり、「写実をさらに写実的に」と追求しこだわったらLEDやハロゲンだったのかな、と思いました。それらの併せで、作品の透明度がぐんと上がって、写実絵画の写実絵画たる空気感が、最高に引き出されているのです。パンフレットの説明にもありましたが、ピクチャーレールがない、という工夫も、作品をありのままに見せるだけでなく、建物の持つ浮遊感とマッチしてますね。 外観だけ見ると、どこにそんなキャパが?と思うのですがこれは早とちり。複雑で不思議な(そうだ、“Star Wars”のシップ内の廊下みたいだ)構造を持つこの美術館は、とにかく広く、深いです!!まさに、外見も中身も素晴らしい、「足を運ぶ甲斐あり」と呼べる美術館でした。何気にカフェもお洒落&美味でした。 (了) *写真右上に写っているのは意味もなく、衝動買いした渡辺仙一郎さんデザインのプロダクト「PITACORO」(笑)。 アッシュコンセプト +d PITACORO マグネット お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
Last updated
2011/06/13 03:32:42 PM
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