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カテゴリ:アート
和菓子をいただく時使っていた楊枝や菓子切りが、通り一遍の品でもう一つ雰囲気に欠けるなぁと常々思って、長いこと理想の菓子切りを探し続けていてようやく「これだ!!」と思ったのが、京都はギャラリー直向(ひたむき)さんで扱っている、稲垣大さんによる真鍮製の和菓子ナイフ。
こちら、ナイフですので、持ち歩くにはほんの少々長いのですが、十分懐紙に挟んでお茶事に携行できます。 有機的にさえ感じさせる、素材の放つ、鈍くて温かい輝きと、まるで長刀のようなフォルム&機能性(=切れ味)がとにかく素晴らしいのです。 菓子切りという作品で、和菓子という作品を味わう。これはもう、アートを食するのと等しいですね。(了) お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
Last updated
2011/07/19 04:55:31 PM
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