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カテゴリ:雑記、手記
2012年、駆け足でした。全力疾走です(w)。実は、当初これだけ全力疾走になるとは自分でも思っていませんでした。と言いますのも、今年の目標・テーマが「吟味」だったわけですが、そこに込めた思いを当時の記事から要約しますと
「己の目で真実(少なくとも、己が信じる真実)を、実際に確かめ、検証してみる。アンテナにかかるモノやコト、その中から本当に必要なエッセンスを、味わい、何度も噛み締めて選び出し、そうしたものを積み重ねた篩を通じて、新しいことを迎え入れていく。喧噪に耳を塞ぎ、静かに、本物を識るために心血を注ぐ。」 ということで、これはその前年のテーマであった「死との舞踏」=自分に気持ちよい負荷を敢えてかけまくって目一杯生きる(「12世紀の聖書に挿絵として描かれた、“メメント・モリ”を視覚化した骸骨との舞踏=「死の舞踏」から来るもので、それについてどのようなスタンスを抱いているかは3年前の著作で触れているワケですが、ようやくここへ来て、そろそろもっと「死の舞踏」と踊ってもいいんじゃないかな、と思ったのです。(中略)別にネガティヴな意味があるわけでは断じてなく、“メメント・モリ”の意味どおり、死つまり「命に限りがあること」を常に頭に覚えて、今の生を目一杯生きる。つまり、生を輝かすためのダンスを、もっともっと楽しんで、真剣に踊ろうという意味なのです。(中略)今年は、「死との舞踏」を通じて、日々に無数に見出せるだろう、生の喜びひとつひとつに愛情をもって接し、人間本来の生命力を謳歌する一年にしたいと思っています。」と当時書いていました)を受けて、「動から静へ」というシフトを意図していたはずなのです。 ちなみに、それ以前の毎年のテーマは、 ■2006年「欲張らず、必然的でリアルな目標へ邁進」 ■2007年「ライヴ感を取り戻し、身の振り方を考え直す」 ■2008年「最優先で大切にすべきものを守る」 ■2009年「柔軟性ある持続力」 ■2010年「粋な実験、地道な実践」 ■2011年「死との舞踏」 ■2012年「吟味」 という感じで、改めて時間的な意味で遠目に眺めてみますと、一応ストーリー仕立てのように流れがありますね。 さてその「吟味の年」が、静的なものになるはずが、結果としてものすごい全力疾走になったというのは、如何なものでしょう???コンセプトと大きくズレてしまった訳です。しかし…です。これが何とも嬉しい誤算。こういう意外性や、予定外が起こるところが目標設定の面白さでもあるのかな、と「裏側的」に納得してしまうほどの大誤算です。 結果的には、静かな吟味ではなく、「動的な吟味」こそがいまの私には必要であり、必然であったということなのかも知れません。自己満足を越えた、何とも言えない完全燃焼感。正直、ここ数年ずっとなかったほど、心身の隅々から「やりきった!!今年はもうやり残したことはない!!」という思いなのです。それが結果につながろうと、結果に出まいと関係ない(完全燃焼度と達成感は別ですからね…汗)。 それでもとにかく「やりきった」。今年のテーマに即して表現すれば「味わい吟味し尽くした」という手応えの中で年の瀬を迎えられたことをとても嬉しく思っています。 昨年は、実はテーマを言い表すにふさわしい言葉がぎりぎりまで決まりませんでしたが、2013年のテーマはもう決まっています。それはまた年を改めまして…。 更新頻度は下がる一方にもかかわらず、今年も沢山の方々がブログに遊びにきて下さいました。Simplogとのリンクもうまくできましたので、来年はもう少し更新は多くなると思います。引き続き、どうぞよろしくお願いいたします。 変わるべきものが変わらず、変わらずいて欲しいことが変化を迫られる世の中であってはなりません。私も含め、世界にとって、これを見分ける叡智や勇気がもたらされる2013年であって欲しいと願いつつ、年末のご挨拶でした。皆様、どうぞよいお年をお迎えくださいませ。(了) お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
Last updated
2012/12/31 01:42:58 AM
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