テーマ:暮らしを楽しむ(387933)
カテゴリ:本
昨年採っておいた種を撒いたゴーヤが育ちツルを伸ばし 支え棒では足りなくなってきました。 今年は緑のカーテン人気でゴーヤ苗はいつも売り切れで だめもとで種から撒いたものがちゃんと伸びてきて えらいえらい 昨年はデッキのフェンスに絡ませたのですがものすごい伸びで デッキの横から裏側まで引っ張りぐちゃぐちゃにからまり大変でしたので 180cmのラティスを買ってきました。 上の方にはワインベルベットのプリエッタのハンギング鉢を2つかけ どこまでも伸びてね、とゴーヤの成長を待っています。 月は怒らない 垣根涼介作 多重債務者の借財の整理が生業。仕事で訪れた市役所でこの女を一目見た瞬間、声を失ったー。バーで女がチンピラに絡まれて目の前で転んだ。助け起こした瞬間、女の顔に釘付けになったー。勤務先の交番の前の市役所に自転車で通う女。結婚しているくせに私はいつもその女を探しているー。誰にも期待しない。夢なんて持ってない。だから生きるのラクだった。そんな女になぜか惹かれていく、3人のロクデナシたち。 垣根ワールドの新境地。 「ワイルドソウル」を読んで以来垣根涼介のファン 「君たちに明日はない」も面白かった。 それでこの本は・・・ 不思議なヒロイン三谷恭子に3人の男性が惹かれたように 彼女のことをもっと知りたい、 その気持ちだけで読みました。 そして最後の最後に納得 幼いころから辛いことがあると月を眺めてきた彼女 月は怒らない。 月は太陽のように私を突き刺す眼差しをしない。・・・・・ ただじっと寄り添ってくれている。黙っていつも見守ってくれている。 子ども心にも、ひどく安心したという。 そう思うことで彼女は必死に自分自身を守り、精神の均衡を保とうとしていた。 今も月を眺める彼女 ある種の特化した環境というものは、必ず人格に影響を与える。 そしてその人格は、表層に滲み出る。 ・・・ 彼女の持つ人を包み込む静かな冷たさの源は月だった そうだったのね そこに至る過程にはちょっと感心しない部分もあったのですが。 さて私は何を眺めましょう?? お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
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