本を片手にポレポレ生活…札幌にて

そそっかしいので失敗することが多々あります。

年を重ねると落ち着いてくるものかと思っていましたが

これは自分が自覚して頑張らないことにはどうしようもないもののよう。

昨日も友人の悩み相談に乗り、自分の失敗のあれこれを語り、

ドンマイ！！と励ましましたが・・・・

実は自分も今ちょっと落ち込んでいるところ

赤毛のアンはたくさん失敗をするけれど同じ失敗を繰り返さないのですが

私は懲りずに繰り返して・・・・・・

反省が足りない・・・

空白の五マイル

第８回開高健ノンフィクション賞受賞作！

チベットの母なる川であるツアンポー川は、

ヒマラヤ山脈の峡谷地帯で姿を消した後いったいどこに流れるのか？

１９９８年２００２年２００９年と３度の探検

先輩が目の前で急流に飲み込まれてしまうなどすさまじい探検行なのですが、

筆者の人柄のせいか人間性溢れる文章で書かれ読みやすい。

雪に閉ざされ飢えに襲われ九死に一生を得ての生還まで

家事など最小限しか手に付かず眠る間も惜しんで夢中で

息つく暇もないほどの思いで読みました。

親の立場で思うと、とくに３度目の探検など、勤めていた新聞社を辞めて

自分の人生を賭けて出かけるのですから、もうたまったものではないでしょう。

暖かな部屋でぬくぬくとしながら、探検ものを読むのがいいなあ

と、椎名誠も書いていましたっけ。