カテゴリ:本
最後に玄関ドアにリースを飾ってクリスマスの飾りつけようやく終了 毎年12月1日には完了させる予定なのに今年はずいぶん遅く12月9日 この日は亡き父母の結婚記念日でもありました。 「好きなお花飾ってあげたら」 夫の言葉に従っていつもよりちょっとだけ豪華なお花を飾り 「結婚してくれてありがとう。たくさん愛してくれてありがとう」 と 白檀のお線香をあげ手を合わせました。 カトリーヌ・パンコール作 あっちゃんさんが夢中で読んだ・・・と書いていたので借りて読みました。 作者はモロッコのカサブランカ生まれのフランス人 パリ郊外に住むジョゼフィーヌ(ジョー)は、中世フランスの研究をしている引っ込み思案な女性。娘二人と夫との家庭は、平凡ながら幸せなはずだった。夫が愛人と家を出るまでは。家計のやりくりに困ったジョーは、くじけそうになりながらも、必死に仕事に励む。そこに、自信家で美人の姉イリスが、予想外の提案をするー「ジョー、わたしのかわりに小説を書いて」と。悩みながらも道をきりひらいていく女性を描き、フランスで圧倒的支持を受けた波瀾万丈なサクセス・ストーリー。 確かに面白い ジョーという引っ込み思案でのろまでドジな歴史学者の妹と 目を引く美人で国際弁護士の夫を持つ自信家の姉イルス 妹は夫に去られ家計をやりくりしながら二人の娘を育てるため必死に生き、 姉は何不自由ない豊かな生活だけれど夫も息子も愛せず心満たされない 更にきつい性格で娘に愛を持たず夫を金づるとしか考えていない母アンリエット この3人をめぐる人々 それぞれの性格がしっかり描かれており 母娘・姉妹・夫婦・恋人たち・・・ どの側面から見ても興味深く読める本ですが ジョーが見事に生き生きしていく過程が何よりもいい 2冊読み終わるまでは家事もおろそかになるほどでした。 早く次の作品が出ないかな、と待たれます。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
[本] カテゴリの最新記事
|
|