カテゴリ:本
先日、しばらく放映禁止になっていたという映画を見る機会があった。 真岡の電話交換士たち9人が終戦日も過ぎた1945年8月20日になってから なぜ自決しなければならなかったのかを描いた「氷雪の門」 第2次世界大戦の頃の戦争の残酷さ怖さを伝えるものであったのだけれど 今朝の新聞を見るとアルジェリアの人質事件は軍が突入し多数の死亡者が出 邦人人質2人の安否はまだ確認されていないと伝えている。 今もなお世界各地で争いは続き地球上に平和は来ていない。 ジェノサイド 高野和明著 創薬化学を専攻する大学院生・研人のもとに死んだ父からのメールが届く。 話はまるで関係のなさそうな日本の大学院生・アメリカの傭兵・コンゴのピグミー村と 3か所を飛び展開していく。 アメリカの傭兵4人が隠密にピグミー村を虐殺する使命を受けるのだが失敗。 反対に託された子を守り安全な場所に運ぼうとし アメリカ軍の大掛かりな追撃にあう。 日本人の大学院生は次々と追手が迫り 外部との接触を遮断されながらも唯一の友に助けられ、 傭兵の子の命を救うため決められた期日までにと父からの遺言の新薬作りを進める。 今の人類を超える能力を持つ新しい人類の出現がその根底にあるのだが どう展開していくのかと魅かれ厚い本なのだけれどいっきに読み終えてしまった。 今の時代、ありえないことではないのではないか・・・ と、思わされるところが怖い お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
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