カテゴリ:本
春分の日が過ぎ、父の命日が過ぎ、もうすぐ母の命日がやって来る 3月の終わりに近づくこの頃は年度末でいつも慌ただしく気忙しいのだが お花の水を取り替えているときなど ふと両親の視線を感じ 未だに見守られているのだなあ、と、じんわりとぬくもりを覚える まだまだ、私たちも息子たちもその家族もしっかり見守っていてね 神妙に手を合わせたくさんのお願い 箱根駅伝を走りたい そんな灰二の想いが、天才ランナー走と出会って動き出す。 「駅伝」って何? 走るってどういうことなんだ? 十人の個性あふれるメンバーが、長距離を走ること(=生きること)に夢中で突き進む。 自分の限界に挑戦し、ゴールを目指して襷を繋ぐことで、仲間と繋がっていく...... 風を感じて、走れ! 「速く」ではなく「強く」-- 純度100パーセントの疾走青春小説。
箱根駅伝が好きだった父を思った。 お正月の恒例行事のようにTVで観戦していたこと姿が懐かしい。 父も母も箱根駅伝を駆けるようにアップダウンのある人生を生きていたのかもしれない。
作者三浦しをんは、お正月に箱根駅伝を観ていてこれは小説になる! と、思い立って取材して書いた本だとのこと
走という天才ランナーを見つけたハイジの夢が箱根駅伝 おんぼろアパート竹青荘の寄せ集めの素人ランナーたちを奮い立たせ アパートの大家や近隣の商店街の人々に助けられ 夢を実現させていく痛快なお話。 決して根性主義ではない、個性を尊重した理にかなった指導法。 いま社会問題化しているスポーツ界の暴力支配者たちにぜひ読んで欲しいほど ※abさんごの後だったので、読みやすいこと読みやすいこと お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
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