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人形にもお振袖を着せてお正月準備
ずっと昔、誕生日に妹にプレゼントされた人形。 いつもは緑のベルベットのドレスを着ているのですが 今年はピッタリのお振袖が手に入ったのでお召替え 我が家のお正月準備は19日の夫の生ハムの作りから始まりました。 私のお節作りは30代初め、母が亡くなった時からで それまでは甘えっぱなしだったけれど、一人残された父や家族のために、 母が撮っていたお正月の写真のお節を見ながら手順を書き出して 料理の本を参考に必死でした。 それ以来毎年少しずつ調整しながらもほぼ同じように進めています。 予定通り今日でお節は完成!! 甥っ子にもらった昆布で作った鰊の昆布巻きが一番おいしくできました。 明日はお重に詰め、お屠蘇とお年玉を用意 夫がおそばを打って私がえび天とザンギを揚げ、 タラバガニにお刺身 息子たち若い人好みの生ハムなどをオにードブルに。 お節は元旦にお雑煮と一緒にいただきます。 「火の島」 新田次郎 先日読んだ「漂流の島」の関連本です。 同じ鳥島が舞台で気象観測所の人たちの話 鳥島の火山噴火の危機に面し、 死の恐怖と観測の使命の間で苛立つ所員たちの緊迫した心理と行動 現場と東京の本庁の意識のずれなど ハラハラドキドキ 気象庁に勤めていた新田次郎だからこそ書けたのでしょう。 「毛髪湿度計」 戦時中北欧の婦人の金髪しか使えないと言われていた毛髪湿度計を 日本人の女性の髪を使って研究を進めていた。 是非役に立ちたいと思う大和撫子の心 研究者のひたむきさが 戦火が激しくなり場当たり的な研究をさせられる周りの研究者たちを和ませている。 せめて君だけは研究者らしくあって、という願いだったのでしょう。 「ガラスと水銀」 転倒寒暖計というものの存在を初めて知った。 短編だけれど職人気質がよく表れていた。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
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