カテゴリ:本
明けましておめでとうございます。
2017年が皆様にとって幸多き年でありますように 子どもも大人もみんなが未来に夢を描けるような そんな社会でありますように まだ暗い札幌 長男一家も夫もまだぐっすり眠っています。 次男夫婦はお嫁ちゃんの実家でぐっすり眠っていることでしょう。 こうした平安な日々をとてもありがたいと思っています。 自閉症の僕が跳びはねる理由[ 東田 直樹 ] 先日彼のドキュメンタリーの番組を見て、衝撃を受けました。 東田直樹さんは、かなりの自閉症の青年と思われるのに 文字盤やパソコンを使って自分の考えを伝えコミュニケーションをとり 執筆までなさっているのです。 私も自閉症の子に関わったことはありますが、 彼もこうして苦労してコミュニケーションを取ろうとしていたのだと思うと胸が痛くなりました。 これは13歳の時に書かれた本 「自閉症としての自分を持て余し、みんなと同じにできないことが悪いことみたいに感じ・・ 辛くて悲しくて毎日が苦しかった・・・ 僕にとって自閉症は、乗り越えるべき障害だったから・・」 ところがあとがきで大人になった今 「自閉症は僕のパートナーのような存在・・・ いいことも悪いことも受け止め、僕は自閉症である自分と共に、この先も生きていきます。」 と書いています。 これは私にも他の誰にも通じてくる言葉ですがここに至るまでの彼の苦悩は計り知れません。 「僕が傷つくのは構わないけれど僕の周りの人を苦しめることが辛い」 そんな優しさを持ちながらどれほどの苦しい日々を積み重ねてきたことでしょう。 たくさんの人に知ってもらいたい本です。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
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