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本を片手にポレポレ生活…札幌にて

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2017.01.13
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寒波到来
昨日から寒さが厳しい札幌

息子たち家族との賑やかで楽しくて忙しかった冬休み
最後に新富良野プリンスホテルで次男夫婦と合流し、
樹氷の中をスキーやそりで楽しみ
夕に朝にのびのび温泉に入り、美味しいものを食べ、
雄大な十勝連峰を眺めるお部屋での2次会ではワインを飲みながら
孫たちの「恋ダンス」に大笑い
9日に帰って、二人だけの日常に戻って寝具類漆器類などの後片付けをし、
気が付くともう13日・・・速いこと!   
星星星
「ジョン万次郎漂流記・さざ波軍記」

井伏鱒二
鳥島に漂流した人たちの本を図書館にリクエストしていて届いた1冊
「ジョン万次郎漂流記」が読みたかったのですが「さざなみ軍記」と「二つの話」も収録されていた。
「ジョン万次郎漂流記」は昭和12年9月に書かれたもの。
まだ日米間もそれほど険悪にはなっていない頃だったのだろうか
鳥島に漂流した5人の漁師を救助した捕鯨船の船長はとても親切で
ジョン万と呼び彼の後見人のように成長することを助け学校に通わせたりしている。
彼の助けなしではいくら意欲のあるジョン万次郎だとしても
こんなに才能を発揮することはできなかったことだろう。
また才気にあふれた万次郎だったからこそたくさんのことを吸収し日本に帰った時
開国に向かおうとする日本の力になれたのだろう。
どんなに活躍していても捕鯨船を操ってクジラ取りをしたいと願い、
船まで手に入れながら行く機会がなく72歳で亡くなっていた。

吉村昭の「アメリカ彦三」とも似ている部分がある。
ジョン万次郎の方がよく知られているが、小説としては「アメリカ彦三」の方が面白かった。

「さざなみ軍記」
は、平家の滅亡で逃亡を続ける途中の日記
まるで空想で書いたそうだが私は記録をもとに書いているのかと思ってしまった。
一人の若者が逃げるなかで一軍を率いる力をつけて成長していく様子が
よく書かれていた。






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最終更新日  2017.01.13 05:54:04
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