カテゴリ:本
先日「趣味は何?」と聞かれた。
゛パッチワーク”と答えたいところだけれど、今作っているタペストリーは配色に悩み停滞 ポシェットやお財布作りなどバザーの小物作りに逃げている。 習っているヨガも家で自主練をしないのでさっぱり上達せず 先週は演劇を観て映画を観て・・・観ることは大好き そしてそれ以上に好きなのが読書 読書は趣味に入らないと言われることもありますが。 最近読んで面白かった本 猟師の肉は腐らない 新潮文庫/小泉武夫(著者) 世界を巡った末に、故郷・阿武隈の山奥に戻った猟師の義っしゃん。 愛犬をお供に猪を狩り、岩魚を釣り、灰や煙を使って保存食を作り、冬に備え、危険から身を守る。 蜂も蝮もなんだってご馳走になる。 自然と生きる猟師の暮らしは、先達から受け継がれた様々な知恵と工夫がてんこ盛り。 命の連鎖も身をもって学んだ、驚きの体験記。 夫に頼まれて買ってきた本ですが、ちょっと読むとその面白さに引き込まれ 夫が読んでいない合間に先に読んでしまいました。 山奥で愛犬クマを相棒に暮らす義っしゃん 出てくる食べ物はほとんどは作ったり採ったり獲ったりもらったりしたもの その一つ一つが小泉武夫の文章で詳細に書かれているので実に美味しそう。 またそれを取りに行く様子も子どもの遠足のようでもあり楽しそうだけれど どれも命がけというかすべて真剣、些細なことでも命に係わるので決して遊びではない。 クマに傷をつけたイノシシと義っしゃんの戦いなど息をのむ展開 そして仕留めたイノシシや相棒クマへのリスペクトにも感動させられる 夏に行った第1部と冬に行った第2部、どちらも魅力満載 テレビもないし電気もない、 トイレだって外にあって冬はお尻が凍りそうなアンモニア臭の激しいところ それでも私も行ってみたいと思う魅力があった。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
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