本を片手にポレポレ生活…札幌にて

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• ガレージバザー

  　ご近所の方に｢ガレージバザーをするの。お暇だったらいらして」と、誘われていたので行って来ました。　本当に、車１台分くらいのガレージで、近所の方が持ち寄ったものに適当にお値段をつけた簡単なものでした。みんなが主催者のようでもありお客さんのようでもあり、とても楽しそう。　手作りのパンや、おふろ用の炭などを選んでいると、「お昼にカレー作るから、食べに来て。」「そんな、何もしていないのに、ご迷惑ですよ。」「いいわよ、多い方が楽しいもの。」　ずうずうしいかな？　でも、ご近所づきあいもしなくちゃ。　迷ったけれど、さくらんぼのお土産を持って勇気を出していってきました。　ガレージの屋根があったので日差しはなく、壁がないので風が心地よく、１５人ほどの人たちでブルーシートの上でいただいたシーフードカレーは、１人で食べる昼食とは一味違い、とてもおいしかったです。　パチンコで１００万円貯めて、６０歳で車の免許を取った人のお話に大笑いし、退職したのにヘルパーさんの仕事を時々している人に感心し、元気をもらって帰ってきました。　まだ誰がどこの家の人なのかもわからないけれど、こうして少しずつ地域にも溶け込んでいけたらいいのですが。　でも、久し振りに大勢の人に会って疲れちゃってお昼寝をしてしまいました。

  2004.07.16

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• ペチュニア３代目咲き誇る

  　ペチュニアは、苗から買うもの。サフィニアや、クリーピアなどと一緒に大柄のお花のペチュニアを、今春も購入し次々とお花を咲かせ楽しませてもらっています。　その中に混じって、３代目のペチュニアが咲いているのです。　昨年の春、職場に少しでも潤いを・・・と持っていった１鉢のペチュニアです。秋までたっぷり咲いて、こぼれた種から苗が育ち、また冬に小ぶりの花を咲かせみんなを喜ばせてくれました。そして、退職するときには、そこに、新しい芽が出ていました。　家にもって帰ったものの、とても忙しい日々で、車庫の中に入れっぱなし。寒い日もあり、日もあたらず、気がついたときには、もう枯れかかっていました。　捨てようかなと思ったものの、何だか可哀想で、残っていたプランターに、１本ずつ間隔を取って植えて、庭においてみました。　5cmほどのひょろひょろだったのが、毎日水だけは欠かさずに続けていると、すくすくと生育を続け、今はこぼれんばかりに咲いています。　淡いピンクのお花だったのに、ショッキングピンクやサーモンピンクのお花も咲いています。しかも買った頃よりも大きなお花になっているのです。　手をかけるというのは、こういうことなのね。　たった１株のペチュニアが、３代目にはたくさんの株に増え、色も変わっていく。見るたびに猛烈に働いていた頃を思い出し、特別な愛おしさを感じさせてくれます。

  2004.07.15

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• ｢千夜千冊」・・・すご～い！

  　｢ウェブで、千冊書評達成」　朝日新聞の記事を読んで、｢どんな本が読まれているのかな？」と、軽い気持ちで松岡正剛さんのホームページを開きました。　そして、「ウーン！すごすぎる！」　千冊目の『良寛全集』（上下）良寛と　９９９冊目の『オデュセイアー』ホメーロス　その２冊分の書評を、読んだだけなのですが、深く広い視点からの分析、含蓄がある、中身が濃い、それなのに私にも理解できる言葉で書いてある・・・　これがホームページなの？　松岡正剛さんは、このホームページを書くにあたって、３つのルールを決めたそうです。・著者１人につき、取り上げるのは１作品のみ・同じ出版社や同じ分野を連続させない。・読んだことのある本だけでなく初めての本も入れる　このルールを読んだだけでもその千冊の書評がどんなものなのか興味が沸きます。どんな作家を選んでいるのかも知りたくなります。それだけではない、深く広い分析がわかりやすく詳しく書かれているのですからたまりません。　２冊分の書評だけでも十分ボリュームがありました。良寛全集は読んだことがないけれど『オデェセイアー』は、若い頃読んで家のどこかにあるはずですが、両方とももう１度読みなおしたくてたまらなくなってしまいました。　４年５か月をかけてのゴールとのこと。　｢素敵」｢素晴らしい」のどれもあてはまりません。「すご～い！」私は、心からそう思いました。　本として出版される予定とのことですが、私は、毎日ホームページを開き、１冊づつ書評を読んでいく事を楽しみにしたいなあと思っています。　それでも、９９８日かかるのです。

  2004.07.14

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• ごみステーションのお当番

  　♪札幌の青空は～と、歌い出したくなるほど久し振りの良い天気。　朝からお洗濯物をし、外の物干し竿にせっせと干した。こういう生活に憧れていたのです。働いているときには、もっぱら乾燥機だより。休日しか外に干せなかったのですから。　さて、今週はごみステーションのお当番です。１７軒が、１週間ずつ交代でします。月・火・木・金の４回。働いているときには、これが悩みの種でした。周りはみんな専業主婦のいる家庭なので、こういうことは、とてもしっかりしているようでした。ところが、私は勤務を終えて大慌てで帰宅して、懐中電灯片手に掃除。雪の降った日なんかは、もうどうしようもなく、「ご近所の皆様、ごめんなさい。」と、心でわびていたものです。　こういう仕事を代わってしてくれるアルバイトを頼みたい・・・と真剣に思ったくらいです。　でも、今は違う。いつごみ収集車が来てもいいように、玄関に掃除グッツをそろえてスタンバイ。　昨日は、｢燃えるごみ」の日でしたが、なかなか来ない。収集車が来たのは４：３０過ぎていました。かけつけて見ると、塗れた後はあったけれど、ひとつもごみは落ちていませんでした。でも一応火バサミで落ち葉などを拾い、箒で掃き、ごみ袋に入れ満足しました。　今日は、「資源ごみ」の日。　収集車の音を気にしながら日記を書いています。まだ聞こえません。周りでお当番ができない人がいたら、積極的に手伝ってあげようと思っています。今は、まだ、そういう家はないみたいですが。

  2004.07.13

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• 解体される裏の家＝新築される家

  　轟音と共に、裏の家が解体されていきます。　初めは、前面だったので我が家のほうからはよく見えませんでした。　それが、土曜日には、こちら側だけが残っているらしく、窓を通して、その奥の方の家並みがはっきりと見えました。　まるで、人形劇の舞台装置のようでおもしろく、何度も眺めていました。　日曜日は、お休みだったらしく、今日また再開されました。　大きなクレーンのようなショベルカーのようなもので実に簡単に解体が進み、もう２階は、完全になくなってしまいました。　壊されたところは、トラックで次々と運んでいきます。１軒の家が解体されるというのに、何だかとてもあっけなく感じてしまいます。　我が家が建ったときにはすでにあったので、１６年以上は経っていたはずの家です。たくさんの思い出も染み込んでいるお家でしょう。造るときには何ヶ月もかかった家だと思います。でも。壊れるときにはこんなに早いんです。　どんなことでも同じなのでしょうか。年月をかけてきづきあげてきたものもこんなに簡単に壊れていくのでしょうか。　月曜日、家族が出かけ一人で家にいるので、少々ネガティブになっているのでしょうね。　長年心をこめて培って育ててきたものは、多少のことがあっても揺るがない強さを持つことでしょう。家の解体とは分けが違うに決まっていますね。　また、裏には、持ち主の希望を込めた新しい家が建つのですから、ザリガニの脱皮のように考えるといいのでしょう。そうすると成長していくということになります。　ザリガニの脱皮はとても大変ですが、そうしなければ成長していかれないのですから、苦しみを乗り越えてこその成長なのですから家の解体も、全神経を集中して見守っていきたいものです。　単なる好奇心ですね。　この後の、建築はどのように進んでいくのでしょう。　我が家は、２軒も建てたけれど、いつも仕事で忙しく、そんなにじっくり家を建てていく様子なんて見る事がなかったのです。今回は、新しい家ができる第１歩から眺めることができそうです。またとない機会かもしれません。文を書いていくうちに、気分も変わり新しい楽しみが出てきました。　

  2004.07.12

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• 涙が出たよ

  ｢高見盛か、これが出てくるとお客さんみんな喜ぶんだよ。　パンパンと顔とかたたいてね、気合入るんだよ。　あんまり強くないけど、面白いんだわ。」｢これは強い、どうやっても負けないなあ。　あんまり強すぎるから相手はいやだよね。　何回も、優勝しているんだよ。」と、朝青龍の説明。　昨日からイサムチャンのお父さんが来ています。普段は、寡黙なおじいちゃんですが、お相撲の時間は実に楽しそうに、一人一人解説をしてくれました。　９１歳でちょっと耳の聞こえが悪いので、テレビの音はものすごく大きくしていますが、それにも負けないくらいの大きな声でにこにこ笑いながら教えてくれました。「夕食はなにがいい？」と、イサムチャンに相談すると、｢カレｰライスが好きだから、カレｰにして。」「そんなのでいいかなあ。」｢本人が好きなものが１番だよ。」「じゃあ、がんばるね。」　専業主婦になったのだし、ここは腕の見せ所。　お料理の本とにらめっこしながらグルメ風のルー作りに挑戦し、台所にはりつきでカレーを作りました。ところが試食してみると何だか複雑な味です。大丈夫かなあ？でも、もうどうしようもない。少し、ソースを足してみよう。ウーンますます変わっていく。　仕方がない。みんなは、意外に喜んでくれるかもしれない・・・　あきらめて、サラダや他のおかずを作りました。　お相撲が終わって、さて夕食。学祭の準備で忙しいという息子も帰ってきて「いただきます。」「いや、すごいご馳走だね。迷惑かけるね。」「ちっともだよ。それより味がちょっとね・・・心配なの。」「お母さん、これは変だよ。何か変わったもの入れなかった？」「あのネ、いつもの普通のカレーでよかったんだよ。頑張りすぎてもね。味見した？」　やはり、現実は、厳しかった。　デザートのすいかだけは、みんなが、「うん、これは、おいしい。」「いいの選んだね。」　と、誉めてくれた。すいかを誉められてもねえ。　夕食後は、おじいちゃん(そう呼んでいるのです。)の、お風呂。　ボイラーを代えてからいつも熱すぎるお湯加減をすごく慎重にして、｢箱根の湯」にして、入ってもらいました。　イサムチャンは、背中を洗ってあげ、頭を洗ってあげていました。えらいえらい、優しい息子だね。　お皿を洗いながら、お風呂から聞こえる会話を聞いていました。　夜、ベッドで本を読みながら、イサムチャンがぽそっといいました。「おじいちゃん、確実に年取ってきているよ。背中洗いながら涙が出たよ。」「そう！」大きな声で話しながら涙流していたんだ。と思うと私も涙が出てしまいました。　９１歳のおじいちゃん、甘えてもいいんだから長生きしてね。

  2004.07.11

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• 椎名　誠

  　「ありがとう。本当にあんたはえらいよ。」　イサムチャンは、椎名誠の大ファン。ですから、図書館から借りてきた本に椎名誠の本が入っていると、よだれを垂らさんばかりに喜んで誉めてくれます。　今までも新刊は必ずチェックするようにして買っていたのですが、捜してみるとまだ読んでいない本があるものなのです。特に、彼の物語系は、イサムチャンはあまり好みではないと言い、読んでいなかったものがありました。　「ぱいかじ南海作戦」が前回、今回は、「問題温泉」。両方とも取り寄せてもらったものです。　もちろん私も椎名誠の大ファンの一人です。職場の机に椎名誠の写真を飾っていて、｢これだんなさん？」と、聞かれたことがあるくらい。大好きです。　イサムチャンと違って、ジャンルなんて問いません。「椎名誠」と書いてあるだけで写真集であろうが、私小説(これが１番好き）であろうが新聞記事であろうが、映画(これはもちろん）であろうが何でも読みたいのです。奥様の本も、お嬢様の本もただただ「椎名誠の・・・」というだけで買って読みました。　でも、すべてを読んではいなかったようです。　イサムチャンは、ベッドサイドのテーブルに椎名誠の本を積み上げていて、寝る前には必ずどれかを読んでいます。私は広く浅くで、１度読んだ本はもう読まないし、他にも好きな作家は多々いるので、イサムチャンの方が１枚上手のファンなのでしょう。　最近は、息子も読んでいます。教科書に載っているくらいですものね。また、どの本を読んでも心が温かく優しくなれる気がします。たまにテレビで見てもいい年の取り方をしているなあ。と、彼の顔に見とれています。　申し込めばお話を聞く機会も何度かあったのですが、直接会うことにはためらいがあり、パスしてしまいました。今更何を照れているのでしょうね。でもいいのです。　また、まだ読んでいない本を捜し、イサムチャンを喜ばせてあげたい。もちろん私の方が速く読んでしまうのでしょうが。　

  2004.07.10

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• 10500歩突破！

  　「やった！」ＰＭ５：００のこと、腰につけている万歩計を見ると『10503』を示していたのです。　長生きするためには、足腰を鍛えなくては。まずは1日１万歩あるくことが、ひそかな願いだったのです。　でも、今日までなかなか１万歩にならなかった。８０００歩を超えて、良し良しもう少しと歩いて、さてそろそろかな、と、万歩計を見ると０になっていた、という悲しいこともありました。　「この万歩計、おかしいよ。」と、イサムチャンさんが言うので、昨日新しい万歩計を購入し、今日が初使用。早速結果を出してくれました。　図書館に行ったり、妹のおうちに行ったり、息子のメガネを受け取りに行ったり、色々と忙しく、ちゃんとした散歩はしていません。でも歩いたことは確か。　きっと、続けて１万歩歩かなければならないのでしょうが、私はダイエットが目標でないからいいのかなあ。　万歩計と一緒に顔をすっぽりと覆うサンバイザーも用意したので、今度は１万歩続けて歩くことを目標にします。妹は、１万５千歩も歩いているのです。少しは、見習わなくては。　更に更に、妹はおいしいパンやお菓子を焼いてくれました。パッチワークのポーチもピエロのブローチもくれました。このパワーはどこから沸いてくるのでしょうか。主婦業一筋に歩んできた彼女は主婦としては、わたくしの大先輩なのです。　めざせ！１万歩！　

  2004.07.09

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• 友、遠方より来る！

  　８０歳のお母さんを、同窓会とお墓参りに連れてきてあげたとのことで、富山県富山市に住んでいるお友達が来ました。　チャーミングなお嬢さんも一緒。　そのお母様たちが同窓会をしているホテルで会いました。　高校１年生のときのたった１年間しか同じクラスではなかったのに、ずっとつながっていられることがとても嬉しく思います。　もう２人ともしっかりおば様なのに、会うと○○ちゃんと呼び合い、心も高校生の頃に戻ってしまうみたいです。富山県のおうちには、１度もお伺いしたことはないし、ご主人も知らないし、何年間に１度というくらいしかお会いできないのですが、携帯には登録しあい、メールもたまに交換しています。　便利な時代ですよね。それでも、やはり会ってお話するのが１番楽しいひとときです。共通の友人のこと、彼女の趣味のお菓子作りのこと。フランスまで行って修業してきたという本格派。今では、結婚式の引き出物からウェディングケーキまで全部やってしまうと言うのです。「１００人くらいの規模なら1人でできるけれど、それ以上は応援頼むの。」「すごいねー！ケーキ屋さんじゃない。」　そのウェディングケーキや引き出物の写真を見せていただいてまたびっくり！本当に素敵なんです。　お部屋いっぱいに並べられた引き出物のお菓子は、可愛いピンクの箱に収められていました。だんな様は毎日どんどん増えていく甘いにおいに、「まいった！」と、いっていたそうです。　羨ましいなあ！　私が、せっせとアリさんのように働いていた間に、お友達たちはみんな、趣味の世界を広げ深めているようです。　私にも、お土産にお菓子をくれました。私は、何もないので妹が作ってくれたピエロのブローチをプレゼントしました。亡父のネクタイの生地も使ってある大切なブローチなのでちょっと迷ったのですが、妹がまた作ってくれると言うので。「ここね、お父さんのネクタイだったの。」「なつかしいわ。優しいお父さんだったよね。お母さんもすごく覚えているよ。よく遊びに行ったもの。妹さんしっかりしていたよね。今も、しっかりしているんだね。」　高校のすぐそばにあった我が家は、本当に色々な友達が来ていきました。父母は、誰でも歓迎してお菓子など出してくれるので、男の子も女の子も関係なく、ＨＲの延長のように集まって話していたものです。私がいなくても遊びに来て母と話していた人もいました。今、我が家には男の子しか遊びにこないのはなぜなのだろう？息子がもてないからかな？？？　ピエロのブローチをとても喜んでくれて嬉しかったです。妹に感謝です。別れ間際に、妹の分までプレゼントをいただいてしまいました。　80歳のお母さんは、お化粧も自然で元気いっぱい。昨年大手術をしたというのですが、そんなふうにはちっとも見えませんでした。「お母さんお元気で幸せね。大切にしてあげてね。」　もう何もしてあげることのできない私には羨ましい母・娘・孫娘の３人でした。遠くにいても、友はいつまでも友。大切にしなくちゃ。

  2004.07.08

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• オールＡ！

  　人間ドッグ、無事終了。成人病検診でさえ具合が悪くなって次の日もお休みしなければならないような弱虫だったので、１泊２日なんて持つかしら？と不安だったのですが、２日間の朝食抜きにもかかわらず、元気なのです。　「普段楽してるから、体力ついたんだよ」と、イサムチャン。　お仕事を辞めて３か月、本当に元気になりました。ありがとう。「ところで結果は？」「それがね、オールＡだったの。お医者さんもどこも悪いところないですね。すごいですね。血圧脈波検査なんてこんなにいい数値ですよ。今までこんなにいい人いたかな。と感心されちゃったよ。みんな勇さんのおかげです。ありがとう。」「よし！優しさがわかったしょ。これからは、もっとつくしなさいよ。」「はい、がんばります。」「じゃあ水持ってきて。」「ついでにそこの薬持ってきて。」　この調子で、ますます甘えてきそうです。「お母さんがいないと、全部僕にさせているんだよ。ありがとよ、朝ご飯は作ってやるから・・なんて言って、それも何にもやらないから自分で用意していたら、お父さんの分も作ってってすごい甘えてるんだから。お母さんからしっかり注意しといてね。」と、息子が言うので　イサムチャンに伝えると「本当にあいつは頼りになるやつだ。感心したよ。」だって。感心はしてもあんまり反省の色は見られなかったのですが。「とにかく、お母さんがいないと火の消えたように淋しかったよ。」　くくく、イサムチャンのこういう言葉にころりとだまされる私なのです。

  2004.07.07

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• 人間ドッグに私も

  　イサムチャンは、相変わらず体調が悪く、昨日は早退してきて爆睡。相変わらず熱もなく、よく食べ、よく飲む。が、それ以外はお薬を飲んで寝てばかり。今朝の出勤時は、少し良くなったように見えたけれど大丈夫かなあと心配。　それなのに、私は今日から１泊２日の人間ドッグ。　息子は、「お母さんがいると、お父さんは甘えているんだから。本当は大丈夫だよ。僕にまかせておきな。」と、気楽に言っている。　ま、一応行ってこよう。　泊まるかどうかは、様子を聞いてて決めよう。　イサムチャンみたいに風邪だけはひきたくないので、しっかり着こんで出発します。　お天気も悪いし、気持ちもすっきりしないけれど、体は大丈夫でしょう！　

  2004.07.06

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• 「あかんべえ」宮部みゆき

  　読み始めたら最後まで一気に・・・　と、いうのが弱点。幼い頃からそうでした。　だからもう、ゆっくりと読むことのできる本しか読まないでおこうとは思うのですが、なかなかそうはいきません。イサムチャンの具合が悪くて外出できないこともあって、宮部みゆきの「あかんべえ」を昨夜遅くまで読んでしまいました。　宮部みゆきは、中毒のようなもの、新刊が出ると買わずにいられない作家の中の一人です。でも、息子も私が読むと、すぐに読むようになり、多感な少年にはまだちょっと読ませたくないなあというものもあることに気づきました。　この「あかんべえ」は、書店で手に取ったけれどおどろおどろしくて買わないでいた本です。今回は図書館から借りました。そして一気に読んでしまったのです。「こわいこわい」と思いながら。　最後は、めでたしめでたしなのですが、お化けの出てくるこの本はやはり背中の辺りがぞくぞくする怖さがあるのです。読後も何だかすっきりとはしません。夢中になって読んでいたのですが、きっと暗い顔で読んでいたのだろうと思います。　息子が読み始めないうちにすぐに返さなくちゃ。　宮部みゆきには、好きな本もいっぱいあります。念の為。

  2004.07.05

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• お誕生祝いだったのですが

  　お誕生日が明日のイサムチャン。休日の今日、お祝いをすることにしていました。　でも、人間ドッグ以来体調の悪いイサムチャンです。鼻水も出て出てすごい。両方の鼻にティッシュを詰めている姿は笑えるんだけれど可哀想。熱もないし、食欲もある。ビールもワインもしっかり飲めるし、新聞も読んでいるのですが、それ以外はほとんど寝ています。　土曜日にはお医者さんに行って、「もしかしたら花粉症かもしれないって。」と、点滴までしてもらってきました。それで、少しは楽になったのかとも思うのですが、やはり寝てばかり。汗もかくのでお洗濯物もすごい量です。花粉症ってこんなに辛いものなのでしょうか。　お誕生祝いは、予定通りでいいと言うので、午後からせっせと準備しました。　初めて会ったのは２１歳のイサムチャンでした。その時私は１８歳。それから○○年。あの若かりし頃を思い出しながら心をこめて。と言ってもイサムチャンの好きなものは本マグロのお刺身なので、それを中心にして、あとはもっぱら子供が喜んでくれそうなものをせっせと作りました。　ケーキにろうそくをともして皆で「ハッピーバースデイ・・・」を歌い、楽しくお食事しビールもワインも飲んだイサムチャン。元気いっぱいな様子に、もう回復したのかな？　と喜んで見ていたのですが、食べ終わるやいなや「もう寝る。お休み。」さっさと寝室に行って寝てしまいました。　大丈夫かなあ？

  2004.07.04

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• 水遣り三年！

  　緑の子ガエル発見！　小さな小さなカエルでした。ミニトマトの葉の上にちょんと座っていました。朝の静けさの中で、生きとし生けるものに幸あれなどという優しい気持ちになっていたので、「頑張って大きくなって、ゲコゲコ鳴き声聞かせてね。」と、話しかけました。「はい、わかりました。」なんて答えはなかったけれど、おとなしく座って動きませんでした。我が家の庭には池などはないけれど、カエルは時々目にします。鳴き声が聞こえることもあります。　近くの豪邸には、池があってカエルがとてもいい声で合唱するのが初夏になると聞こえてきます。イサムチャンはその鳴き声が大好きなのです。故郷を思い出すのでしょうか。　平日の朝は、イサムチャンを見送り、庭で水遣りをして枯れそうなお花を摘むのが、毎日の日課なのですが、昨日の新聞にガーディニングの記事が載っていて、「花と対話して水をやるように。・・・水遣り三年と言うくらい水遣りは難しい・・・」と、書いてあったのです。　雨の日は、もちろん水遣りはしなかったけれど、毎朝水遣りをしていた私は、深く考えさせられました。というと大げさですね。　花との対話は、「きれいに咲いてくれてありがとう。」「あじさいさん、お花の芽が少ないですね。せんていということをしないとだめなのですね。ごめんね。」などと、独り言をいつも言っているのでテレパシーで伝わっていると思うのだけれど、水遣りのタイミングというのは、そんなに難しく考えていなかったのです。ま、昨年までは、暇なときだけしかできなかった水遣りだったのですから、それを考えると今のところは我流でいいでしょう。お花さん、木々の皆さん三年間、修業しますから楽しみにしていてくださいね。

  2004.07.03

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• 人間ドッグで風邪？

  　イサムチャンが、１泊２日の人間ドッグから帰ってきました。　何と，すっかり疲れた様子で，鼻声になっているのです。「電話では，バッチリだと言ってたでしょう。どうしたの？」「検査はばっちりで、ほとんどＡだったよ。腎臓の何かがＢだったけれど心配することないって。」「まずは、おめでとう。それなのにどうしちゃったの？」「夕食を食べに食堂に行ったら，皆ビール飲んでて、つられて飲んでしまって変な寝方しちゃって、風邪引いちゃった。」　人間ドッグに行って風邪ひいて帰ってくるなんて、おかしい人です。「１日目に全部検査終わって、２日目なんて結果聞くだけなんだよ。」「えー、私来週なんだけれどそんなのいやだ。泊まらないで帰ってきてもいいのかな。」「電話してみたら？」と、言うことで電話で交渉したけれど、外出は自由ですが料金は変わりませんとのこと。　それなら１人で泊まってみるのもいいかな。１人だけで、ホテルに泊まったことなんてあまりないし・・・もう近くのおしゃれなレストランもチェックしてあるし・・・朝の公園散歩も楽しそうだし・・・　でも、息子のお弁当を作ってあげられないのが可哀想かな。　病院には、何度も入院しているけれど人間ドッグは、ちょっと違う気がして楽しみなところもあり、悩んでしまいます。

  2004.07.02

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• 千の風になって

  　　　　　　　千の風になって　私のお墓の前で　泣かないでください　そこに　私は　いません　眠ってなんかいません　千の風に　千の風になって　あの大きな空を　吹き渡っています　秋には　ひかりになって　畑にふりそそぐ　冬には　ダイヤのように　　きらめく雪になる　朝は　鳥になって　　あなたを目覚めさせる　夜は　星になって　あなたを見守る　私のお墓の前で　泣かないでください　そこに私はいません　死んでなんかいません　千の風に　千の風になって　あの大きな空を　吹きわたっています。　千の風に　千の風になって　あの大きな空を　吹きわたっています　あの大きな空を　吹きわたっています　先日のコンサートで聴いてすっかり好きになってしまった歌です。新井満さんの歌で，「その歌がいかにして生まれたのか」など、これもまた感動的なお話がもホームページに書かれていました。　ＣＤも絵本も出ていてさらには、映画にもなるということなのです。　友人からは，素敵な水彩画にこの詩を書いて送ってもらいました。いいな，歌のイメージにぴったりの絵がすらすらと描けるなんて。うらやましい才能です。　私の父母も，イサムチャンのお母さんも亡くなった大好きな先生たちも友人もみんな、千の風になって私たちを見守ってくれていると思えるのです。　イサムチャンは，私がこのようなことを言うととてもいやがります。ですからこの歌のことを話しても，聞いてくれませんでした。　ですから、イサムチャンがいつか，このホームページを読んでくれるといいなと期待して書いています。　イサムチャン，忙しいのはわかるけれど，たまには読んでちょうだいね。　

  2004.07.01

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• 日本のすずめは和食？

  　我が家の庭には，バードテーブルが置いてあります。　もう１５年くらい前にイサムチャンが取りつけたもの。　働いていたときには，本当に気まぐれに色々なものを乗せていました。りんご・ひまわりの種・あわ・お米・玄米・お肉・脂身・・・季節によってか，置くものによってか、来る小鳥もさまざま。イサムチャンは「野鳥」と言う本を買い込み小鳥の鳴き声のテープを手に入れ、詳しく子供に話していたものです。　まだ子供が小学生だったころ、家に帰ると窓に大きな円の目玉が貼ってあり、「どうしたの？」と、息子に聞くと「きょうね，窓に椋鳥がぶつかって，死んじゃったんだよ。だからお墓作って，もうぶつからないようにこの目を作って貼ったの。」と、悲しそうに話てくれたこともありました。　そのバードテーブルは、４月ころはりんごを乗せていましたのでムクドリの夫婦？がいつも来ていました。　でも、４月の家計簿を集計して，食費があまりにも高いことにびっくりした私は、りんごは人間が食べるものだけにし、バードテーブルには，食品庫の奥から見つけたお米を乗せました。　すると，すずめが来るようになりました。　「チュンチュン、チュンチュン朝から賑やかだねえ。」と、イサムチャンが言うほど，本当にうるさいほど賑やか。　親すずめなのか，桜の木の枝で待っている子どもらしきすずめにせっせと口移しでお米を運んでいる姿なども見られました。大きさは，ほとんど同じ位に見えたのですが，親と言うものはこういうものなのねえ・・・と，私よりはるかに大きな息子をせっせと育てている自分を見ているようでもありました。　先日のこと，パンの耳が大量に出たのでバードテーブルに置きました。すずめたちは，それをつついて落としてしまい食べようとはしないのです。慣れれば食べるだろうと，置きつづけてみましたがついにすずめはこなくなってしまいました。他の鳥もきません。　今は，おいしい木の実など食べて森林にでもいるのかなあ。と、思いつつ、昨日はパンもなくなったのでお米おきました。すると，何とチャンとすずめが来たのです。　よくわかるものなのですね。匂いもしないと思うのですが。しっかりと食べています。今日は，屋根がついているから，雨宿りしているようにも見えます。　日本のすずめは，和食なのですね。

  2004.06.30

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• デジビデとエクセルと

  　デジビデの編集作業に追われているイサムチャン。簡単にすればいいのにと思うけれど，凝らずにはいられない人。休日も，夕食後も暇さえあればパソコンに向かっている。　デジカメはずいぶんやっている私だけれど，ビデオにはまったく関心がなかった。子供の小さいときにもビデオ担当はイサムチャンばかりだったもの。　それなのに，アクシデントが起きるとすぐに私を呼ぶ。最初は解説本から入るイサムチャン（普通はみんなそうかしらね。）は、かっちりとテキストどおりに進めている。それでもアクシデントは起きるのです。「ここ読んで。」「この通りにしたの？」「その通りにしてるんだけれど、だめなんだよ。」「どれどれ？」　いい加減な私が，いい加減にやっているうちにどうにかできることも多い。そこで，何か起きるとすぐに呼ばれることになってしまう。　ところが昨夜は二人でいくらチャレンジしても同じ警告が出てくる。「もうあきらめなよ。明日になれば治っているかもよ。」決まった時間にお薬を飲んで眠らなければ、明日の朝起きられない私は、定刻を過ぎているので戦線離脱。　イサムチャンは，まだ頑張っていたが，やっぱりだめだったようだ。今夜も挑戦は続くのかなあ？　さて、デジビデに忙しいイサムチャンは，私に仕事を頼んで出勤した。　簡単なことだから、と気楽に取り組んだけれどソフトがおかしいのか私がいい加減だからなのか、すべて説明どおりに進め、細かく入力してさてＯＫボタンを押すと、「○○が入力されていません。」と出てくる。気を取り直して，２度も挑戦したけれど同じ。時間は随分かかっているけれど，午前中に終わらせたくて三度目の正直と、また、最初から起動させようとした。すると，今度は起動すらしない。「え～泣きたいよう！」このパソコンが悪いのだ。と、自分用のノートパソコンにソフトを入れて同じようにやるとちゃんとできた。　何がどう違ったのかは，わからない。でも、この家族共用のディスクトップ「バリュースター」ではできなくて、私の可愛いノートパソコン「ソニーのバイオ」はできた。　遅い昼食を終え、どうしてだろうとまたこのパソコンに向かって試してみた。するといとも簡単に起動してきた。「それはないよ。もう全部バイオにやっちゃたんだから。」　さっきの苦労は、何だったのだろう。　というわけで，今日はさっぱり歩いていない。今，万歩計はたったの７５８歩。お買い物に遠回りしていってこなければ。

  2004.06.29

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• 車の保険・車の被害

  　「車が盗まれて、事故を起こしても、持ち主の責任なのですよ。」「どうして？」「管理状態が悪いということなのです。」　「車に追突されて怪我をしたけれど、相手が保険に入っていなくて、支払能力がないということもあります。今は三台に１台が保険に入っていないといわれていますから。」　今日は、息子が乗っている車の保険の契約更新をした。　保険会社の説明には、驚くことばかり。　毎年更新をしてきたけれど、いつも職場で相手の話しもそこそこに、次の会議の心配などしながら聞いていたので，上の空。「はいそのままでいいいです。はんこですね。」と、内容もよく確認しないまま契約してきた。　今日は，じっくりと最近の車両被害のお話を聞き，唖然とする。オートマになり運転が簡単になり、小学生でも車泥棒をするとのこと。中にバックがあったりコインケースにお金が１００円でもあったらガラスが割られたりするという。　車を持つことが恐ろしい時代です。　何でも自己責任の時代なのですね。　ぼんやりしている最近の自分を反省し、車を使うときには指差し確認でもしなくちゃ！　息子にもしっかりと伝えよう！

  2004.06.28

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• 健康な体づくり

  　健康ブームの時代です。　テレビでも雑誌でも「健康のためには○○を・・・」と宣伝しています。　両親とも割と早く亡くなった私の健康のことを、イサムチャンは過剰と思えるほど心配してくれます。もちろん自分の健康にも気を使っているのだけれど。　朝は、まずもろみ酢を飲みます。黒豆酢を作り、酢漬けたまねぎを作り、交代で食べます。納豆のナットウキナーゼを増やすために細かく刻み８時間置いて食べる・・・というのも取り組んでいます。　更に先日のテレビでは、がんの予防に梅干が良いと言う。でもそのまま食べたのではだめ、水で塩抜きをし梅びしおをつくり・・・なるほど、それもわかる気がする。そこで梅干の塩抜きを始める。水につけて塩が抜けたかなというところで、刻んでサラダに合えてみるととてもおいしい。梅びしおを作らなくても我が家はこれでいいでしょう。でも、前に梅肉エキスがよいといってイサムチャンが買ってくれた高いビンがまだ残っているのだけれどあれはがんの予防にはならないのかなあ。　こんな調子でどんどん健康のためにすることが増えてくると、私の体はかえって疲れてくるのじゃないかしら・・と、不真面目な私は考えてしまうのだけれど今のところ負担になるほど大変なことはないので続けていけることでしょう。　黒豆酢の作り方がテレビで紹介された次の日はすごかった。午後からのんびりとお買い物に行って黒豆のコーナーを見ると１袋もなかったのです。店員さんに聞いてみると、「今日は良く売れて、在庫がないのです。問屋さんに聞いても、もう在庫がないとのことでいつ入荷するのかわかりません。」「そんなあ」と、次のスーパーに向かう。なんとそこのスーパーにも黒豆はない。ほかの豆はいっぱいあるのに。「え～、イサムチャンに作るって約束したのに。」気を取り直して、もう１軒のスーパーに行くと、あったのです。たった１袋だけ。おっと誰かに取られてはならじ・・・と、すばやく手に取り籠に入れた。テレビの影響はすごいのですね。　「問屋さんにも在庫がないんですって。もうしばらく作れないね。」と、大切に食べていたのですが、しばらくするとスーパーの豆コーナーに黒豆がどっさりありました。一体どこから出てきたのでしょう。怪しい豆です。それでもその黒豆を買い、酢漬けを作り食べています。　健康な体づくりは、なかなか奥が深いようです。素人の私が考えることですが、主婦になってストレスが減った今、以前に比べると体はとても健康になっているように思います。体重もひそかに増えてきて、たいした仕事をしなくても食欲はあるのです。　必死に働いていたときは、食欲もなかったのですから、健康な体を作るためには、まず第１にリラックスすることではないかしら。

  2004.06.27

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• 親孝行！？

  　父の日は、もう過ぎてしまったのだけれど、今日は、滝川にすむイサムチャンのお父さんに会いに行きました。９０歳になるお父さんは、しっかりと自分のことは自分ですることができる矍鑠としたおじいちゃん。髪も今まで白かったはずなのに黒い毛がある。良く見ていなかったから気がつかなかったのか、若返ってきたのかなあ？　江部乙と言うところにある丸加高原というところのジンギスカンがおいしいと言うのでドライブしながら行ってきました。何と何と気持ちの良い高原で、噴水を囲んで芝生がきれいに刈り込まれ、隣のゴルフコース（ぱーくごるふ？誰もしていないのでわからなかった。）やオートキャンプ場などもあるし、宿泊研修施設もある。しかも、人の気配がしないほど静か。　ジンギスカンは、個人的には苦手なのですが、もっぱら野菜を食べお父さんに肉を進める。イサムチャンもいつも優しいけれどいつも以上に優しい。食後、おじいちゃん（お父さんのことをそう呼んでいるのです）はタバコを１服するので、私とイサムチャンは高原をお散歩。イサムチャンはベンチで何やら読み出したので私は噴水のそばまで行ってみた。石の橋があったのでその上に腰をかけて噴水を眺め小川のせせらぎを聞いているととても心地よく居眠りしてしまった。「なにしてるの？」というイサムチャンの声にびっくり。「本当にのんきな人だね。」確かに。おじいちゃんを喜ばせるために来ているのに居眠りなんて恥ずかしい。　おじいちゃんは、静かに待っていてくれた。　また、のどかな田舎道をとおって滝川までドライブ。おじいちゃんには、お相撲を見に連れて行く約束をして家に帰りました。　途中、奈井江のからまつ園という店の手打ちそばを買い、道の駅で１ｍ３０ｃｍ位の長さのラワンぶきが三本で２５０円で売っていたので買ってきました。こんな長いふきの葉は、一体どのくらい大きいのだろう。こんな大きなふきの周りにコロポックルが住んでいるんだろうな。ふきが生えているところを見てみたいな。　家に帰ってふきを切ってゆでて皮をむきお煮付けをしました。ところが煮ても煮ても硬い。すごく長くゆでてようやく少し柔らかくなりました。　「煮方が違うんじゃないの？おばあちゃんは水に長くつけていたよ。」　実を言うと私はよくわからない。我が家の庭にあるのは京ぶきですぐ柔らかくなるのです。ラワンぶきは、いつもゆでてあるのを買っているのですもの。「インターネットで調べてから作ったら。」と、イサムチャン。でも、もう煮付け始めてしまったし、夕食ではどうにか食べられました。コロポックルなんてロマンティックな気持ちはしょぼんとしぼんでしまいました。主婦として修業せねば。く

  2004.06.26

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• アリの巣コロリ

  「大変だよ、お母さん。」朝、息子が階段を駆け下りてきた。　昨日は、ジャージをなくして騒いでいたので今日も何かなくしたのかと、「何がないの？」と、聞くと「違うよ、ありんこが出たんだよ。しかも僕のベットの近くに。可哀想だけど１０匹ほど、成仏させてもらったからね」「えーーどうして２階にありんこなんて出るの。どこかから持ってきたんじゃないの。」「いくら僕だってそんなことしないよ。お母さんの今日の仕事はありんこ退治にしてね。」　朝の仕事が１段落して息子の部屋に行ってみた。　本当にいる。二匹か？あれ四匹いるぞ、いや壁にも１匹発見。　家具を動かしてみてもどこから来ているかよくわからない。「立ち入り禁止」の札を２枚も貼ってある息子の部屋だが、主婦になった私は徹底的に掃除している。この間なんてベットの下を掃除して息子の矯正用の歯を発見した。息子は文句を言わない。きれいになるのは嬉しいのだろう。甘やかし過ぎかな。　アリの動きを見ているとどうも、窓が怪しい。　早速近くの薬局に行き「アース製薬」の「アリの巣コロリ」と言うのを見つけた。「甘～い黒みつで強力誘引！」「アリの巣を根こそぎ退治！！」とかいてある。これはすごい。でも大事な息子に害はないのか？と、裏を見るとお部屋で使用しても良いとかいてあるので、安心してすぐに買った。　大急ぎで家に帰って、息子の部屋に設置。２個入っていたけれどとりあえず１っこ置いてみた。効き目あるのかな。どうぞ根こそぎ退治して大切な息子を守ってください。

  2004.06.25

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• あなたにほめられたくて

  　三月に退職した職場の上司からお手紙が届きました。　「辞めます。」と、告げたとき、「もったいないよ。」と言ってくれた人でした。　ある新聞に依頼された原稿に、私の昨年度の取り組みのことを書いたので送ってくださったとのことです。　その随筆には、私が昨年頑張っていた活動の様子が心温まる表現で書かれていました。いつもちょっとしたことでも言葉をかけ誉めてくれていました。その言葉に、どれだけ励まされ、頑張る意欲を掻き立てられたことでしょう。　あのときのあの言葉は、本当にそう思ってくださっていた言葉だったのだ、嬉しいなあ！ありがたいなあ、と今更ながら感謝してしまいました。　どんなことでも、どんな人でも認められること、誉められることは、自信につながります。もう、職場には戻らないけれど、最後の最後に素晴らしい評価をいただいたことは、人生の大きな自信につながる気がします。わざわざ送ってくださったことにあらためて感謝！　高倉健の書いた本に「あなたにほめられたくて」というのがありました。（記憶違いでなければ。近頃ものすごく物忘れが激しくこれは、お薬のせいだとお医者様は言うのですが・・・？）あのスーパースターのニヒルの代表のような高倉健でさえお母様に誉められたいと思っていることが書いてあったのです。　ましてや、ミーハーで成長がストップしているようなわがままな私なんて尚更のこと。１通のお手紙でとても幸せになれました。　でも、私も１番誉めて欲しいのは天国の父母かもしれません。父母に誉められたくてたくさん頑張ってきた気がします。今は、勿論イサムチャン、誉め上手で夕食のとき私の主婦としての１日の報告を聞いてくれて、いつも誉めてくれます。そして、「そんなに頑張らなくていいんだよ。」と、必ず言ってくれるのです。　認めてくれる人がいれば、新聞を賑わしている悲惨な事故も少しは、減っていくのではないでしょうか。　私も、心から誉め、認めてあげることのできる人に成長しなければ・・・と、思っています。　

  2004.06.24

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• 図書館に本がない！

  　本代が高い。しかもかさばる。　家の中は、あちこち本だらけ。　今までは、ほしい本は買うものと思っていたけれど、主婦になったので本当に欲しいもの以外は図書館を利用することにした。　イサムチャンのカードも使うと８冊借りられる。　私は、読む時間がたっぷりできたし、もともと早いので、すぐに読んでしまい早く新しいのを借りに行きたい。　けれどイサムチャンは忙しくて時間がない。更にワインを飲みながら読むのでゆっくりのんびりペース。今回も二週間で返すのに丁度で読み終わった。　私は、図書館に行ってから適当に選ぶのではなく、読みたい本を探しメモして行くのだが、なかなか目指す本がない。この間もリクエストカードを書き、今回も５冊分リクエストカードを書いてきた。　我市は、本も買えないほど貧しいのか？私とイサムチャンの好きな本が変わっているのか？　更に「本の配列が悪い」と、息子が文句を言っていたが本当にそう思う。　本屋ではないので貸す気がないのかなあ。ボランティアにでもなって配列を変えて借りやすくしたいくらいの気持ちになる。　自分の好きな作家だけではなくいろいろな本もちょこちょこ目を通していると駐車時間の一時間なんてあっという間。これも短すぎる。駐車時間はもっと長くして欲しい。　今度何か機会があったら市民の声としてぜひ書こう。今は、楽しみにしていた本が手に入らなくって怒りのモードになっているから手厳しいのです。　まだまだあった。今日は、図書館に行く前に税金を払ってきたのです。たくさん払わされているなあと思っているから余計に腹が立つのです。イラク派遣？(派兵？）など無駄なところにお金をかけないで、もう少し国民の知力を磨くほうに廻して欲しい。自衛官を一人を望まれてもいないイラクへ送るためにかかるお金でいったい何冊の本が買えるのだろう。誰か計算してみて欲しいなあ。　さて、夕食の支度の前に借りてきた本を、のんびり読みますか。草抜きは、明日の心じゃ！

  2004.06.23

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• 国井しゅうめいしっとりコンサート

  　歌声ってこんなに素敵だったのね！心が洗われたひとときでした。　お友達に誘われて行った「国井しゅうめいピアノ弾き歌いしっとりコンサート」は、サンドイッチとワインつきのコンサート。　ワインもおいしかったけれど、お友達の絵のお師匠さんである国井しゅうめいさんのしっとりと心に響く歌声に魅了されました。歌も絵もそして武道もなさるというしゅうめいさん。素晴らしい才能の持ち主なのですね　福本夢さんのコーナーでは、人の声に近いというたった二本の弦の胡弓の音色の奥深さを知りました。胡弓そのものも始めて具体物を目にしたのですが長い中国の歴史の中で磨き上げられてきた楽器なのだなあと感動。「蘇州夜曲」が一番好きでした。　国井さんの歌声は、私たちに馴染みの曲も多くゆったりしっとり聴くことができました。「千の風になって」というのは始めて耳にした歌でしたが歌詞が素晴らしく、お友達に今度の絵の教室のとき歌詞を教えてもらうようにお願いしてしまいました。誰かがＣＤにしている曲なのかもしれませんが。　主婦として三月、久し振りの夜の外出。　「二人だけの夕食は淋しかったよ。やっぱりお母さんがいないとね。」とイサムチャンは本当に淋しかったようです。少しはありがたさがわかったことでしょう。

  2004.06.22

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• 草むしり十字軍

  我が家は緑の木々と花に囲まれている。のはいいのだけれど、家の横と後ろは畑にするつもりができなくて、草が生い茂っていたのです。できるだけ見ないようにしていたのだけれど、もう我慢の限界。意を決して、庭作業用の服にエプロン、帽子に長靴、そして手術のときみたいな手袋をはめ、草に立ち向かいました。家の周りは犬走りの砂利なのにすっかりすぎな？に覆われている。でもこれはとても楽チン。抜けばすぐに取れるのだもの。その周りが大変。少しの砂利と土にしっかりと根を生やした芝の長くなったみたいなのがびっしり。初めは丁寧に石をどけて根から掘り起こしていたのだけれど、３０分たっても少ししか進まない。今回は根まではあきらめようとひたすら頑張った。道具箱から鎌と根を掘り出す道具を持ち出し、（我が家にこんないいものがあったなんて、見ていたけれど使ったことがなかった。私の仕事ではなかったので）もうしゃがんでいる元気もなくなり、どっかりと腰を下ろしてザクッザックと草を根の部分に近いところから刈っていった。国語の教科書にこんな場面があったよな。でもあれはおばさんではなかったけれど。ミミズが次々に出てくる。初めはギョッとしていたけれど、「早く土にもぐりなさい」なんて優しい言葉をかけながらひたすら草をむしりつづけた。大きなごみ袋が６っつもいっぱいになったころ、イサムチャンがあらわれた。やや！手伝ってくれるのか？と期待したが甘かった。「もう夕食の用意してよ。主婦なんだものそんなに一度にやらないで少しづつ楽しみながらしなさいよ。」だって。確かにそうだけれど、あんまり楽しい仕事ではないなあ。「二人でやったら楽しいと思うよ」と言おうとしてやめた。今まで何十年も私は手伝ったことがなかったのだもの。専業主婦になった今年くらいは自分でやってみよう。そして来年は、ちゃんと畑にしよう。何を植えようかな。私にも作れるものあるのかな。まだまだ途中だけれど今日はおしまい。と家に入った。服を着替えて居間に行くと「これ読んでごらん。」とイサムチャン。そこには、「日常生活動作によるエネルギー消費量」の表が載っていて、草むしりは一分間体重一キロにつき０．０５５２キロカロリー。６０ｋｇの人が２０分間続けた場合は、６６キロカロリーとかいてある。「えー散歩よりも少ないなんて許せない。」「いや今日は、散歩よりずっと頑張っていたよ。えらかったよ。人間やればできるもんだね」自分がお昼寝している間に頑張っていた妻を優しくいたわってくれた。草むしり十字軍と言うくらいだから辛いことを絶えてがんばったのだなあと私も自分を慰めた。でも、まだまだ草はある。そしてきっと今取った所だってすぐに生えてくるのだろう。せめて楽しく草むしりをする方法があったら教えてほしいなあ。イサムチャン次は「僕も手伝おう」て言ってくれないかなあ。今日は体が重い。

  2004.06.21

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• 座頭市！？

  映画代好きな我が家。土曜の夜はDVDの鑑賞をすることが多い。DVDはプレステなので息子が映写技師となる。ホームシアターの設備も息子の希望以上のものをサンタさんがプレゼントしてくれたので音響効果もそれなりによい。さて昨夜は、息子が借りてきた、と言う。題名は教えてくれない。今までにも何度もこういうことはあったけれど、いつも中々よろしいものなので、期待して夕食の片付けを済ませ、いつものソファに座った。するとタイトルを見て、私は自室に引き上げた。それは「座頭市」だったのだ。たいていのものは観ることができるのだがこれはだめ、体が受けつけない。「お母さんはわがままなんだから。」と言われても観たくないものを我慢してみる必要もない。イサムチャンも嫌いなはずなのに最後まで見て「現代風にアレンジされていて中々面白かったよ。」とのこと。でも、観なかったことを後悔はしていない。自室で読んでいた本が、面白かったし。

  2004.06.20

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• ニドムの花嫁

  イサムチャンとニドムに行ってきた。新緑が鬱蒼と茂る森の中のホテル。今日は、何と三人もの花嫁に会った。勿論花婿もいたけれど目はやはり花嫁に行ってしまう。イサムチャンも同じらしく（当たり前か）、一人一人にぶつぶつとコメントしている。「私のほうが可愛い花嫁さんだったよね。」「そうだ。もちろん！代わってやれば。」だって。石造りの趣のアルチャペル。花々に囲まれた緑の上の披露宴会場。「きっとこのロッジに泊まるんだね。」川に面したロッジには、ブーケやワインなどの準備中だったのだ。橋のたもとで写真撮影をする花嫁とすれ違ったとき、つい拍手してしまった。すると花嫁さんがにっこりと笑ってくれた。「さっきはすごくきつそうな顔していたのに笑うと可愛かったね。」「あんたはいっつも笑っていたよ。」そうだった。結婚式のとき、あまり笑う私は、母に「もう少し下を向いて恥ずかしそうにしているものよ。」としかられたことを思い出した。あの日からから３２年が過ぎている。有り難うイサムチャン。相変わらず私は心からの笑顔で思いっきり笑える毎日です。

  2004.06.19

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• 心の風邪

  心の風邪にかかってもう何年なのだろう。風邪というのは普通三日くらいで治るものなのに。それでも私の風邪は軽い風邪。クリニックにいっても皆ほど辛くはないし、どんどん元気になってきている自分を感じることができる。オルゴールの音、音楽、救急車の音、パトカーの音・・・いろいろな音におびえ、眠れなかった自分が変わってきている。薬が変わったこともあるけれど、それ以上に内面の変化を感じることができる。仕事を辞め、家で緑に囲まれ花に囲まれ、のんびり暮らし始めたせいなのだろう。主婦は、確かに忙しいけれどフルタイムで働き、さらに仕事を持ち帰っていた三月までの自分は、やはり普通ではなかったと思う。家族にも辛い思いをさせていたのだろうとはんせいする。今は、すごく自然。優しくなれる気がしている。

  2004.06.18

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• 主婦ってなに？

  ３月に３０年勤めていた仕事を辞めて、主婦になりました。したいことが山ほどあって、ラララと鼻歌歌いながら主婦業開始の予定でした。でも、実際は、朝早くから息子のお弁当を作り（これが中々時間がかかる。心をたっぷりとこめているので、前の晩から献立をかき用意しているのですが・・・）、朝食を作り、３人で食べ、息子を送り、イサムチャンの出勤の準備を手伝い、「いってらっしゃい。」と車を送り出し、大慌てでごみを出し、庭の草木に水をやり、花の枯れたのをつみ、鳥の餌台にりんごやお米を置き、洗濯物を干して、今度は室内の植木に水をやり、お掃除をしてやっと新聞が読める。あっという間に時間がたち昼になるのです。午後からは、イサムチャンに頼まれた仕事をし、家庭の用事をし、気がつくともう夕食の準備なのです。本は、ちょこちょこ読めるけれど、パッチワークは、ちょっぴりしか進まず、こんなんでいいのかなー？３月までは、ハードな仕事をこなしながら家事もそこそこやっていたつもりなのに・・・

  2004.06.17

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