友達いなくて便所飯?
「一人で食べる姿、見られたくない」昨日のA新聞の夕刊の一面のこの記事に胸が詰まる思いでした。・・・・みんなが楽しく語らうキャンパスで、自分には友達がおらず独りぼっち。学食などで一人で食べている姿を見られるのがいやで「便所飯」に走るという。何故?一人で食事をするのが恥ずかしいことなの?大学生になって一番嬉しかったのは自由に自分で行動することができるということでした。一人で食事をすることも喜びであり 一人で行動できることは大人になった大きな証明と思ってきましたが今の大学生はそうではないらしい。トイレでご飯を食べる?!「友達いなくて便所飯」こんな淋しい情景が生まれる背景が日本の大学のあちこちにあるとしたら教育そのものを根底から見直さなくてはならないのではないでしょうか?その同じ日、7月5日の朝刊の大学を中退する若者が年間10万人という記事にも驚きましたが、その原因としても「人間関係」「孤立」が挙げられていました。楽しみに入った大学がマンモス化して機能的なビジネスライクな状況で語り合う友もできなく孤立感を深める、、そんな実態であれば、孤独なんか平気、一人で行動できることに喜びを感じなさいとは言っていられないのでしょう。友達に冷たくされて殺害に至った高校生の記事にもそこまで追い詰められるのは何故??という疑問今の社会の病巣を見る思いです。 ちなみに夫と初めて会話したのはお互いに一人で食事をしているときでした。一人の食事にはこんな出会いだってあるのですが・・・