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カテゴリ:旅行
今日は、シナボンに続いてお菓子の話題です。
シナボン、シアトル名物らしいが、なんでそれがお台場名物になってしまうんだ、と思ったすぐ後、新宿駅の地下を歩いていて、どこかで見覚えのあるお菓子が店頭に出ていました。ボルドー名物のカヌレです。 同じワインの産地でも、ボルドーはブルゴーニュと比べてかなりすかした土地柄です。ブルゴーニュの場合、記憶ではたしかボーヌ市あたりが近隣のワイナリー地図を無料で配っており、うまく運転手を確保して(ハンドルを握る役かどうかで幸福度はかなり違う)、「飲ませて」と小さな個人ワイナリーの門を端から叩くとほんとに飲ませてくれます。 おいしくなくとも一本は買わざるを得ませんが、はずれはほとんどないし、中にはあきらかに商売じゃなくて飲むのが好きという感じの赤ら顔のおじさんもいて、こういうラッキーなところに当たると、地もののチーズがお供に出てきて、試飲という名目でおじさんと我々であっという間に一本空になります。 対して、ボルドーは、まず個人でワイナリーをいきなり訪ねても試飲させてはくれません。市や旅行会社のツアーに乗るのが無難です。 ワインの話にそれましたが、カヌレはそんなボルドーのご当地菓子で、それほどうんとおいしいというものでもないけれど、現地に行けば、ベルギーのワッフルみたいに一度は買わなきゃという気がするものの一つなんですが、新宿でわざわざこれを売る必然性も何もないような気がして仕方がありません。シナボンも一緒ですが、安易な商売やってるな、という気がしました。 カヌレ・ド・ボルドー お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
最終更新日
2004.11.12 22:50:33
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