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カテゴリ:体調管理
合宿後、首周りの痛みが比較的速やかに治まったのですが、気候変化の影響か先週末からまたしても不調です。
両肩が痛み、腰が重く、天気が荒れたときの典型的症状ですが、体を動かしてみるとかなりあちこち筋肉がつれる感じです。 大局的にはかなり状態は良くなってきてはいるのですが、未だ先は見えないので、先日籍を残している大学院の休学延長手続をしたところですが、昨年起業した研究仲間から久しぶりにメールが来ました。 彼とは研究対象が同じでアプローチが異なるため、最終的に同じ結論に到達すれば共著でいい論文が書ける、ということで、これまで一緒にやっていたのですが、彼の起業と私の体調不良が重なり、どうもバランスが悪くなってきました。 以前ここに書いたことがありますが、彼の会社の立ち上げに妙な形で巻き添えを食い、彼の友人の出資予定者たちとの間に入って意見調整する羽目に陥った上、本来会社の役員達と話し合うべき事項を全く関係のない私に相談してきたり、自分の潜在顧客との研究ネタを忙しいからとアプローチの違う私に肩代わりさせようとしたり、ということが続きました。 一つ一つはほんとうにたいした話ではく、彼にも悪気はないのですが、私は病気で仕事を休んでおり、極力何もしてはいけないので、それこそ日々のすべての活動に優先度を振って削り、既に「やりたいこと」は一つもリストになくて、「やらなければならないこと」の中からいかに削るかを腐心していた時期だったので、具合の悪い合間を縫って日々わずかにある貴重な「何かできる時間」を結果的に私には全く関係のない彼の会社ために食われ、彼の成功を祈りつつもなんだか釈然としないものが残りました。 まあ、自分の会社を立ち上げるという大事の最中で、一時的に頭に血が上って周囲が見えなくなったかなと思っていたのですが、さらにその後、昨年共同実施の予定だったデータ収集作業の企画を始めてみたら、彼は、私が何か提示すればそれに自分の要望を出すだけで、受身に終始し、こちらから働きかけないと何も進まないのです。 結局、体にも負荷がかかりすぎるので、最終的には関係各方面にわびを入れて元気になるまで延期したのですが、それまでには、私が全体の企画を立てて資料を作成して彼に説明し、さらに彼の要望をいれる形で私が一人で企画を練り直して資料を作るという状態になっており、かなり参りました。 実施段階になったら会社で作業員を雇うというのですが、最も重要な起案段階に、何か全体がよくなるような方向への貢献が何もないのは予想外のことでした。 はっきり言えば、そんな状態なら一人でやるほうがずっと楽なので、この先、どうしよう、と思っていたところに来たメールは、「会社が順調なので、年度内ならデータ収集のための資金を出すよ」というオファーでした。 要は、私が活動を休止してから彼自身は何もしておらず、今なら金を出せるから私に続きを進めて欲しい、ということなのでしょう。 作業員を雇い、データ収集システムを組む技術者を確保してくれるのも、それはそれでありがたいのですが、既に資金もそういう手足もある程度までは調達目処が立っています。 重要なのは、手足ではなく、企画を立案して実施フェーズに進めていくためのブレーンで、そのためにわざわざ他の研究者と組んだのに、彼がその役割を放棄するなら一緒に組む意味がありません。 結局、資金貢献を口実に、全てを私に任せきりにして彼自身は本業にいそしむ、という絵が容易に想像できて、なんだかめまいがしてきました。 一晩考えた末、「私をあてにせず、自分で研究を進めてください。」という内容の返信をオブラートにくるんで送りました。今後は一人でやる方がよさそうです。やれやれ。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
最終更新日
2006.02.22 18:02:55
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