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カテゴリ:体調管理
病気との付き合いもそろそろ足掛け三年目。
病院での投薬・治療はあくまでも対症療法だから、休業の間に自分に合った東洋系の治療法を探しなさいと医者に言われ、まずはじめたのが、ドクターショッピングならぬ治療院ショッピング。 今から思えば、独自路線でいまいち怪しいかもしれないボキボキ系の気功整体院からはじまり、半年たってもよくならないので、中国式マッサージ、気功整体マッサージ、鍼灸、カイロプラクティックと、こういうものはさすがに飛び込みは恐ろしいので、知り合いや友人達が紹介してくれるところを片端から試しました。 ただでさえひどく体が辛いのに、治療もとんでもなく痛かったり辛かったりするものが多く、しかもいまいちどれも短期的には効果が目に見えるほどではないので、最終的には、治療師の言うことがいちばん納得できて、治療も辛くないカイロに落ち着いています。 ただし、東洋系治療は自己治癒を助けるためのものなので、病気を治すのは自分、というのが根本的な考え方であるのは共通で、そのくせ、じゃあ何をどうすればいいのかと聞いても明快な答えは帰ってこないんですよね。 結局、病院の薬のように、この症状なら誰もがこれを飲めばいい、みたいな対処法では済まないので、自分で自分の体に尋ねつつ、何をすればいいのか自分で見つけていかなければならないのだ、と悟りました。 で、今は、自分の体を理解したり、悪いところを治すための方法論についての本まで、幅広く読み漁っていますが、非常に奥深い世界で難しいですね。 とりあえず、これまでに読んで参考になった本や良かった本をまとめておきます。 [体の理解のために] 野口晴哉 「整体入門」 野口整体の考え方を解説した入門本。ここで提唱されている活元運動、いつか機会があれば教室に参加してみたいと思っています。 野口晴哉 「風邪の効用」 風邪を引いたら風邪薬を飲む、という西洋医学的アプローチが本当に体にとって良いことなのかどうか疑問を呈し、東洋医学的な体と病気に対する考え方をやさしく解説する本です。特にお勧め。 デボラ・キャプラン 「アレクサンダー・テクニークにできること」 日常動作での体の使い方について改めて考えさせられました。 たまたま近所に教室があったので、グループセッションも受けてみましたが、病気の治療ではなく、治癒後の再発防止やよりよく体を使うためにより役立つもののような気がします。 自分で本などを見ながら試すよりもずっと、実際にセッションを受けたほうがいいものですが、結構費用がかかります。 [セルフトリートメント] 井本邦昭 「内臓を強くする整体法」 内臓ごとに調子を整えるための体操が解説されており、自宅で一人で本を見ながら試すことができます。特にお勧め。 池見酉次郎 「自彊術入門」 最近友人から薦められた本で、面白く読みました。実際の体操法も分かりやすく解説されており、ぼちぼちと試しています。 アン・ギランダース 「背中の痛みをとるリフレクソロジー療法」 特に、首・肩・背中・腰を中心としたリフレクソロジーの参考書です。基本的に足裏を刺激するものなので、自分でもできます。 クリスティーナ・ブラウン 「ヨーガバイブル」 どのポーズにどういう効果があるかを詳しく解説しており、リファレンスとして非常に便利。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
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