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カテゴリ:日々の雑事
引越して時間が経つにつれ、荷物はどんどん増殖していきます。
箱詰めしたものの、結局使わないので開かない箱を中心に整理しているのですが、処理に困る代物が出てきました。 録画していない新品のビデオテープ(240分)の三本組みが10パック。ただし規格がフランスのSECAM。(ちなみに日本の規格はNTSCです。) 数年前の在仏時、ロンドンとジュネーブに同じ趣味を持つ友人がいました。両方ともその方面では私にとっては師匠格です。 たまたま休暇でパリに遊びに来たロンドンの友人Aが、その趣味関連の日本のテレビ番組を録画したビデオをたくさん持参して私に見せてくれたのですが、さらにジュネーブの友人Bと私のためにダビングをしよう、と言い出しました。 当時、ビデオの規格が国によって違うことを知らなかったので、単純に必要な数の生ビデオテープを購入し、コピー元とともに現地の大手電器店のFNACにコピーに持ち込んだところ、何日か後になって規格が違うので基本料金でのコピーはできないと連絡がありました。 規格違いでもコピーは可能ですが、料金はかなり高額になる上、この件について直接連絡をとりあっていたはずのB(ジュネーブ)とA(ロンドン)の間でそもそもお金をかけてコピーをすることについて実は意思疎通ができていなかったことが判明、二人の関係まで一時険悪になりました。 結局コピーの話は中止になったのですが、困ったのがすでに購入済みのビデオテープの始末です。 既に店に返品ができませんが、Bはスイス規格はPALだしそもそも自分に支払い義務はないと主張、Aもイギリス規格はPALだしSECAMのテープを引き取っても困るからと主張、非常に釈然としなかったのですが、SECAM規格の国にいるからという理由で、結局使う予定もないものを私が全額負担で引き取るはめになりました。 日本のテープよりかなり高額だった上、予想どおり、数年経った今でも全て未開封。(^^;) 大量の未使用品を捨てるのは忍びませんが、SECAM仕様のビデオデッキでないとたぶん使えないので、売りに出しても引き取り手はまずいません。(もしいたらご連絡下さい。言い値で売ります。(笑)) 対応するSECAMもPALもNTSCのビデオも見れる世界仕様デッキも持っているので、それ手持す際にテープをおまけにするのが一番良さそうです。 で、デッキを手放す前に、まずは、仏語の勉強用に買い込んだまま未開封のビデオを消化したいところなのですが、スタートレックやハリウッド映画等、全て仏語版なので、正直初歩の日常会話レベルの私はストーリーを追うのに結構苦労し、なかなか先に進まないのです。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
最終更新日
2006.05.16 22:33:37
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