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2006.07.21
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カテゴリ:時事
靖国へのA級戦犯合祀に昭和天皇が反対だった、というニュースが流れています。

昭和天皇の発言内容を当時(昭和63年)の当時宮内庁長官だった富田氏が手帳に書きとめていた、という話ですが、気になったのは、富田氏がすでに故人であることと、さらになぜこのタイミングで誰がその手帳の内容を報道にのせたか、ということした。

この疑問点についての情報はこれまで公表されていません。

で、さらに気持ち悪いのが、ここでみつけたソースとされるその手帳の写真。

問題の部分、ここだけ別紙を手帳に貼り付けてあるのもすごく気になりました。


長年仕事をしてきて感じたことの一つが、情報は力、ということです。

たとえば、分社化した企業の本社の総務部門におり、例えば国際テロが頻発しているので全社的に不急の国外出張を止めようと考えたとします。

例え分社に対して命令権限がなくても、目的を達成するのは実は結構簡単です。

外務省の渡航関連情報でどういう情報が出たかとか、分社の○○がこういう出張をキャンセルしたとか、××の国際会議が延期された、とかいうネガティブ情報を各社に流せば、なしくずしに不急の出張が全社的にストップします。


参拝問題の良し悪しは置いておいて、誰がなぜその情報を流したのか、という重要な部分が報道されていないことにかなり作為的なものを感じます。

もともとのデータソースは日経新聞だそうなので、今後これらの情報が出てくるかどうかが注目だと個人的に思います。


[参考]
極東ブログ 昭和天皇靖国参拝発言、雑感(2006.07.21)  
http://finalvent.cocolog-nifty.com/fareastblog/2006/07/post_2401.html





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最終更新日  2006.07.22 17:39:45
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