ベランダガーデニング開始当初は、食べられるものや役に立つ植物にしか興味がなく、綺麗なだけの花なんて・・・なんて感じだったんですが、闘病生活がはじまって辛い朝すこしでもすっきり起きるインセンティブになるよう朝顔を育て、リハビリで花鳥画を見て歩くようになったあたりから、少しずつスタンスが変わってきました。

体調回復につれて、自分にしか見えないベランダに加えて、集合住宅の共用廊下側にも朝顔を仕立て、綺麗ですねなんて声をかけられれば嬉しいので、去年は朝顔を撤収した後さらにチューリップを植えました。


で、今年の秋の、花物の準備状況はこんな感じです。

今年の春、花の後掘り上げておいたチューリップの球根はすべて鉢植えし、ものは試しに今春収穫した種も蒔いてみました。種の方は花が咲くまで数年かかるそうです。

数年前になにかでもらった花の種セットに入っていた勿忘草とスイートピーも、とりあえず持ってても発芽率が落ちるだけなので種まき。

でもこれらは皆開花が春の花なので、何か真冬にぱっとするもの欲しいよな、と思ったとき、脳裏によぎったのがクリスマスローズでした。

初めて実物に遭遇したのは、今年三月のこと。大倉集古館に行くために桜坂を歩いていたら、街路樹の桜の根元に上の写真の花が咲いていました。かわいらしいなと思って撮影し、でもあまり普段見かけたことがないので調べてみたらクリスマスローズ。

名前のとおり、花期は花の少ない年末から三月とのことで、条件にぴったりなので、今年はこれを入手することに決めました。

ただ、ちょっと値段が張るのが問題です。桜坂まで掘り返しに行こうか、という悪魔の囁きが脳裏をよぎりましたが、その衝動はぐっと堪え(笑)、確実に今年の冬から花がつく大きな株よりはずっと割安の、若い小さな苗をネット発注し、到着したので早速ポットから大きめの鉢に植え替えました。

今まだこんな感じですが、一年後の冬が今から楽しみです。




[参考]

　○　アグレ　クリスマスローズの苗

　私が購入したのはこの四色。

　　　　　
　　　　　


　もしここで今買い物するなら、クリスマスローズに加えてお勧めはこれ。私が発注した際には掲載がなく、今日この記事を書くためにサイトを覗いていてみつけ、ちょっと悔しいです。個別に買うよりかなりお買い得だと思います。

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