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カテゴリ:ロバの耳
うちの職場の唯一の20代で、うちに来て半年になる花田さん(仮名)が、最近辞めたいと悩んでいるという話を間接的に聞く羽目になりました。
職場内の年齢層は高く、花田さん以外は一番若いところで30ちょい越えの男性若干名、女性陣はもっと上で、花田さんは皆と仲良くなれるよう頑張っているものの、ちょっと寂しいかなとは思ってましたが、仕事面でも悩みがあるとのこと。一言で言うと結局のところポストとミスマッチなのです。 彼女は非常勤で、庶務担当の補助をしています。担当職員の指示の下、日々職場の中の庶務が問題なく回っていればそれでいいのです。給料はあまり高くないし、長くても三年以上在籍することはできませんが、よほどのことがない限り残業はなくむちゃくちゃ忙しいこともないので、ある意味良いポストなんですが、たとえば特別なスキルが身につくとか、次の仕事を得るのに役に立つとか、そういう感じではありません。 そういうポストで、自分自身の仕事のやりがいとか、存在意義を求めるならば、それは当然苦しいし辛いし出口も見えなくなるでしょう。 昔なら転職を勧めるところですが、ここまで就職氷河期だと、何を言ってあげればいいのかいろいろ考えてしまいます。 結局、私が彼女に言えたのは、辞めるのは次が決まってから、ということくらいでした。デメリットばかりだと思えば、転職活動を頑張って早々に見切りをつければよいし、雇用期限一杯メリットを最大限享受してアフターファイブを充実させたりスキルを磨いたりすることもできるわけです。 Happyに仕事するって、難しいですね。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
最終更新日
2012.01.04 17:51:44
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