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カテゴリ:落書き
途方も無い努力と、気の遠くなるような苦痛の先に、一枚の絵の完成がある。 完成までの道のりは、辛くて辛くてしょうがない。 なぜこんな思いをしてまで作品を作っているんだと、自分の正気を疑い、それが止まない。 どうしようもなく損な行いなのではないか? ただ苦労をするばかりで、なんの意味もないのではないか。 ◇ 完成したときの達成感で少しだけ救われる。 自分の描きたいように描けた時の喜びに少しだけ救われる。 たまたま良い線が、良い塗りができて、その偶然に少しだけ救われる。 誰かがその絵を見てくれたら。少しだけ救われる。 もしたくさんの人が見てくれてら、その分だけ救われる。 もし誰も見てくれなくても、いつか見てもらいたいと、そう目標持つ瞬間に少しだけ救われる。 たくさんの救いが、目を凝らせば見えてくる。 ひとつひとつはたった一瞬の『救い』だけど。 ◇ 天秤にかけたら、どちらに傾くのだろう。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
Last updated
2007/06/12 12:46:27 AM
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