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じりじりと胸の中で何かが回転していた。 それは普段もそこにあるのだが、時折、不意に胸いっぱいに大きくなって内側をちりちりと削る。 痛くは無い。かと言って全く痛くないわけでもない。 酷く心地が悪く、拭い去ろうと振り回したその手は、途端に霧になったそれを相手に空回る。 過去を思うと、それは起こる。 未来を想うと、それは起こる。 現在に生きているとき、不意に思考の時間が訪れると、それは起こる。 不安は尽きない。 耐え難い、だけど耐えられるギリギリのところで胸を焼くのであった。 ◇ 集中力が落ちてるのが分かります。 段々と絵の調子が悪くなってるんですよね。線が思うように引けなかったり、イマイチ試みが上手く行かなかったり。 終いには色塗りが億劫だったり、ミスを見ないフリしたり。 抗ってはいますが、落ちるペースが遅くなるだけで、結局は地獄の到来は避けられないような。 絵を描くのが楽しくなってきているのに……数日前がピークだったようです。過ぎれば下がるだけ。 時間と体力の関係から、一日一枚しか描けませんでしたけど、楽しくて仕方ありませんでした。(そういえば最近こっちに絵を上げてないな) 自身のレベルに満足はしていませんが、人の形になってきて、描きたい絵が極僅かであるけど描ける様になって。 そうなると凄く楽しいんですよね。 もちろん描いてる最中は自己嫌悪の嵐で、楽しんでる暇なんか殆どありませんけど。 あんな構図は凄いんじゃないかとか、こんなポーズは面白いんじゃないかとか。 こういう影の付け方はどうかなとか、こういう線ならどうかなとか。 凄く楽しかったです。 ま、もうそろそろそれも終わり。ただただ辛いだけの絶不調期がやってきます。 また血反吐を吐きながら、少しでも上向きになる瞬間を待ち続けるんです。 人はそれを乗り越えれば上手くなると言いますが、俺のはただの怠惰だしなぁ。 あぁ、嫌だなぁ。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
Last updated
2007/10/05 11:16:24 PM
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