とっち家の韓国ごはん

牛乳がなかったので買いに行こうとしたら
とっちが「ぼくがいくー！！ひとりでいってくるー」

コンジュは姉として自分がついていって
やらねばと思っているのか
「いっしょにいく」
といったのだけど、とっちは泣きながらひとりで行くという。

最近何でもひとりでやってみたい時期らしい。
まだひとりでは..と思っていたけど
ま、行かせてみよう。

とっち「オンマ（ママ）、いってらっしゃーい！」
私「いってきますでしょ！」

エレベーターをおりて駐車場をまっすぐ行けば
アパート内のスーパーがある。
エレベーターの扉が閉まるやいなや家に入り
ベランダから見下ろしていると
とっちがぺたぺた走りながらスーパーめざして
一直線。
スーパーのドアが重くて開かなかったらしく
誰かが入るのと一緒に入って行った。

しばらくすると黒いビニール袋を手にしたとっちが
またぱたぱたと走ってでてきた。
後ろから車が来ていたのに気づいて、
走るスピードを落とした。
車が通りすぎたあとには
また車が来ないか確認してわたってきた。
上出来上出来。

エレベーターを上がってきたとっちは
「オンマー、行ってきたよー。ひとりで牛乳買ってきたー」
と得意そう。
おつりを渡しながら
「オンマ、お金ないからあげる。オンマ、ビンボーだから。」
がーん。
前に「お金ないから買わない」って言ったのしつこく覚えてる..

ありがとう、やさしいわが息子よ。
大きくなってもそう言っておくれ。