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とっち家の韓国ごはん

とっち家の韓国ごはん

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2008.02.25
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テーマ:韓国!(17173)
カテゴリ:◆日記◆
私は家事全般が好きではない。

子供の世話も特に好きというわけではない。

だからとにかく自分のやることを減らすために
そして自分が楽するために
子供たちにできることはやらせようという方針の
ぐうたら&自分中心で冷たい母である。

子供が将来自分でなんとかやっていけるようにするのが
子育ての最終到達目標で
できることを日々増やしていくことが
自立への道だと考えている。


しかし韓国では
「とにかくしてやれることはすべてしてやる」
(注)大人になっても
というスタンスの母親が多いように思う。

義母や義姉も例にもれず...

義姉の娘Jが我が家に1週間滞在した。
初日は義母もうちに泊まった。

義母はJをお風呂に入れるのに
顔をごしごし洗ってやり、拭いてやり、
着替えを用意してやり、忙しい。
Jはこの春2年生...

うちの新3年生コンジュと新1年生とっちは
母親のほったらかし方針から
助け合いの精神を学んだため
一緒にお風呂に入れば姉が弟の髪を洗ってやる。
体は自分たちがそれぞれ洗う。

もちろん自分たちだけできれいに洗えてるわけは
ないので何日かに1度は私が洗ってやる。
べつに毎日すみずみまでぴかぴかじゃなくても
ええじゃないか、という考え。
着替えはお風呂に入る前に準備しておくのは基本のキ。


次の日からは義母はいない。

「おばさん、服どれ着たらいい?」と聞くJ。
Jが持ってきたのはリュック1つでその中に着替えは入っている。
かばん、あそこにあるから出しておいで、
と数日間繰り返したわからん

お風呂のことが不安になったのかJが
「私、髪洗うときはお父さんやお母さんが
 顔にお湯がかからないように洗ってくれるんだけど..」
という。
ほんの数ヶ月前までは仰向けで髪を洗ってもらっていたらしい。
今はどうやって洗ってくれるの?と聞いたところ
洗面器を前に四つんばいになって頭をかなり低くし、
髪だけがぬれるようにして洗うらしいのだが

子供たちが2,3歳の頃から
お湯が耳に入ろうが鼻に入ろうが頭からザブンと
お湯をかけていた無神経な私にはとてもできないワザだ。

コンジュと一緒に入ってコンジュに洗ってもらってごらん
といって逃れた。

自分の子でさえ1日中家にいられると面倒なのに
とっちよりも手のかかるJまでいて
私の神経もどうかなりそうなので
義母がいないことをいいことに(?)
ほったらかし子供たちの自主性に任せることにした。

すると
数日するとJはコンジュやとっちがするように
食べたあとのお皿は流しにもっていくようになったし、
洗濯ものはかごに入れるようになった。
子供は子供たち同士から学ぶのだ。

おやつを作るのもコンジュと一緒に手伝わせた。
Jは包丁をもつのも初めてだったらしい。
そしてしまいには
「おばさん、私もお皿洗ってみたい...」
と言い出した。

持ってきていた宿題の勉強もさせずに
こんなことさせたら義姉夫婦に
なんか言われるよなあなんて思いながらも
私がやれとはひとことも言ってないしね、
これも経験、とやらせた。


もっとここにいたい、ここでは勉強しろって言われないから...

といってJは帰っていったけれど

仕事持っていてもなんでもかんでもやってあげて
勉強にまで気を使ってやってる義姉、
大変だよなあ...

まあ、小さい頃離れてたし、かわいい娘なんだから
いろいろやってあげたいのかもしれないし。
親だから、それが当然だからやってるのだろうけど。

所詮、冷たい(情のない)私にはとうていできることではありません。


前にコンジュがお風呂に入るときに自分の靴下を洗うと
いって自分から洗ってくれたことがあって
しごく感激してうれしくてその話を義母にしたところ

コンジュの行動を誉めるどころか
靴下くらい洗ってあげなさい、そんな時間があったら
勉強させなさいと言われ、衝撃的だった...

そういう義母だったからこそ
義姉もパパも勉強ができて優秀な
自慢の娘、息子になったのだろう。

勉強を優先させ、勉強に集中できる環境にしてやるのも
大切だろう。
そういう時期ならば。


してあげられることはなるだけしてあげたい
と思うのが親の子に対する当然の感情なのかもしれないし

愛情をたくさん与えられたほど
他の人にも施すことができるのかもしれない。

と思いながらも

できることまでいつまでもしてやっていたのでは
してもらうことを待っているばかりの人になるんではないか、とか
自立できない大人になるんではないか、とか
思ったりするのだ。
義弟を見ていると...

韓国式と日本風味(?)我が家の子育てとの間で
信念をもって自分の子育てスタイルを維持するのは大変難しい。

しかし
ただ1つはっきり言えるのは
小学生の子供たちが今、やるべきことは
勉強や習い事だけではないということだけ...






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Last updated  2008.02.26 01:49:58
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