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とっち家の韓国ごはん

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2008.03.24
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カテゴリ:◆日記◆
韓国人の友人Iからひさびさの電話。
私が芸術団の仕事をやめたというのを聞いて
またうつうつとしてるのではないかと思って
電話してきてくれたらしい。
ありがたいことだ。

私より1つ年下で
好奇心とバイタリティーにあふれたB型の彼女。

私とは正反対の性格だが
お互い言いたいことが言える間柄。

いつもやりたいことだらけで
思い立ったらすぐにやっちゃうタイプ。

今は化粧品ネットショップ、日本語講師、株などで収入を得ながら
大学で勉強中で、市の文化プロジェクトにも関わりながら
ゴルフゴルフに海外旅行飛行機にととびまわっている。
大学教授を目指して来年からは大学院を考えてるという。
いったいどうやったらそこまでできるのかびっくり

年も変わらないのに主婦の私からすればうらやましい限り。

そんな彼女が今一番したいのは結婚して子供を産むこと。
なので誰かいたら紹介しろと言う。
結局本論はそれかい..わからん

結婚して子供いたらやりたいことなんか
思いどおりにはできないよ
やめとけば?
と友人&先輩として(?)はっきりいってやったけど

やっぱり女として生まれたからには
結婚もして子供も産んでみたいじゃない?
というI。

まあ、それもそうだろう。

Iは私にいつも言う。
あんたは学歴も能力もあって理解のあるだんなもお姑さんもいるのに
家にいるなんてもったいない。もっと外にでて活動しなきゃだめよ、と。

それは独り身だから言えるのよ..と思う。

私だってやりたいことはいろいろある。
けれど子持ちの主婦が外に出てやりたいことをやるには
どこかで誰かに負担がかかり、いろんな迷惑をかけるのだ
という思いが常についてまわる。


小さい頃からかなり病院病院のお世話になったうちの子供たち。(特にとっち)
子供が病気になるのは母親の健康管理が悪いからだからだという
ある種の脅迫観念のようなものに苛まれ
病気にさせないようにと神経はいつもぴりぴりしていた。

日本の友人たちはまだほとんど独身生活を謳歌していたし
結婚した友人だって仕事を持っていて
私も外で仕事したいと義母に泣きついたこともあったけれど

義母は
子供を育てることも立派でやりがいのある仕事だ。
小さいうちは母親が見てやるほうがいい。
子供たちがもう少し大きくなって
お義父さんも退職したら自分たちが見てやるから
そのとき外に出て活動しなさい、
といった。

そして義母と同じカトリック信者になる道をすすめられた。
奉仕の精神を学べということだったようだ。

義母は自分の娘(義姉)にはこんなことを言っただろうか?

結婚しても子供を産んでも
子育ては人任せで仕事を続け、大学院にまで通い、
昇進し、研修だと海外にもでかけ、
休みには夫婦で遊びにでかけ、
子育てなどほとんどしないまま2人目を妊娠した義姉には...

義姉の子を育てながら苦労した義母を見てきたので
義母には子供のことではなるべく迷惑をかけたくないし、
義母にはもう自分の時間をせいいっぱい楽しんでほしいと思った。

義姉に対する対抗心と怨みは大きくなっていった。
うちの子供たちだけは誰もがうらやむ優秀な子に育てあげようと
生活費の多くを教育費に使った。
子供の教材や本を買うことがストレス発散だった。
子供たちが起きている時間は常に一緒に遊んでやるのが
母親の務めなのだと思っていたし、
自分の趣味の世界も完全に閉ざし、
子供中心の世界に何年もうずもっていた。

こんな生活を送ってきたから
子供たちを理由にして何事にも大きく踏み出せない。
何かをやろうとしても消極的な私が顔を出す。
あの頃の嫌な思い出が浮かんできては
ぐるぐると思考の輪から抜け出せなくなる。


でもこれはたぶん言い訳にすぎないのかもしれない。
本当にやりたいことだったら自信をもって堂々とやればいいのだろう。
誰かに迷惑かけてでもお互い様。
迷惑かけずに人の手も借りずに生きていくことはできない。
助け助けられて生きていく。
少々のずうずうしさも必要。
自己犠牲、奉仕の精神...
21世紀はもうそんな時代ではないのかもしれない。

共存、自己啓発の時代。
とりあえず小さな一歩でもまずは踏み出して
自分勝手さも少々パワーアップさせなければと思う。







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Last updated  2008.03.25 10:48:26
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