とっち家の韓国ごはん

秋夕(旧盆）、ソルラル（旧正月）の２つの名節は
韓国の嫁たちにとっては大変なストレス。

帰省ラッシュに始まり
永遠に続くように思われる食事の準備とあとかたづけ
嫁姑、嫁同士の葛藤やらなんやら...

「名節症候群」という言葉ができるくらい。
日本の盆正月のレベルではない。

それでも最近は嫁ぎ先で１日２日を過ごした後は
嫁の実家に行くことも多いようで
例に漏れず義姉も
いつも名節前日に嫁ぎ先に行って
当日の午後には実家（義母宅）に帰ってきてしまう

私は何日も前から買い物や準備に借り出され
名節最後の日まで食事の上げ下げに追われている。
それなのに義姉家族までやってこられると
いらいらがマックスに達してしまう

不公平だ。
私だって韓国の嫁であり、実家のある娘であるのに..

一度義母に少々皮肉もこめて

「最近では嫁たちも名節には実家に帰るようですけど
　私も午後から実家に帰らせていただきます」

と冗談半分に言ったら

「行けるんだったら行きな」
と言われ...

そこで思いついたのです！！
そうか、行くところがあればいいんだ。
日本に帰れないんだったら
帰れるところ＝気の休まるところ
を作っちゃえばいいんだ

それにだんなたちは同窓会だなんだとやってるんだから
私たちだって集まってもいいはずだ
ってことで

名節最後の日は
光州の日本人奥様方の定期集まり会にしようと
勝手に決めました＾＾


いよいよ今日がその日。

１時半の飛行機でソウルに帰る義姉家族を空港まで送っていき
運転手のお勤めを果たしたところで、
お昼も食べていきなさいという義母に
今日は午後からお客さんがみえるのでといって断り
家に帰って急いでお昼をすませて
子供たちにお駄賃あげるからと掃除をさせ...


結局
参加したのは私をいれて３人（＋お子様３人）だったのだけれども...

２時ごろから我が家で
持ち寄ったケーキにお菓子に果物にお茶しながら
つきることのない日本語でのおしゃべりに興じ、

夕食はカムジャタンを食べに行き
ジャガイモの少なさには少々不満が残りながらも
最後はスジェビとアイスクリームでしめて

すがすがしく＾＾秋夕が終えることができました。

これからも
人数が少なくても集まれる人だけででも
続けていきたいなあと思ってます。

誰かお店とかやってればそこを貸しきって
やるのもいいなあとか

いっそ自分がそういうアジト的な店をやるのも
面白そうだなとか

またまた夢見る夢子ちゃんの妄想は広がっていくのであります。



韓国嫁のみなさん、お疲れ様でした～