|
テーマ:韓国!(17291)
カテゴリ:◆とっち家の人々◆
娘コンジュのいろいろやりたい気持ちには
ほとほとため息がでるばかりだが 今度は英才教育院の試験を受けたいと言い出した。 英才教育院というのは 市の教育委員会や大学などで 特に優れた才能を持つ子たちを集め その英才性や創意性を伸ばすための教育を行う... ...というのが目的の機関のはずだが 今では毎年あちこちで募集があり 年齢も低年齢化していて この教育院に入るための塾の講座ができたり 塾の宣伝にも「英才教育院○名合格!」なんてのを謳い文句にしていたり 私教育の過熱をあおり、 学生が減り続ける大学の新たな収入源を増やす目的としか思えない。 パパに聞いても「まあ、形式上やってるだけだね」という答え。 わがコンジュ様、数学(算数)で受けたいとおおせになる。 しかし彼女が好きなのは単なる計算問題で でも実は割り算の筆算でさえときどきあやしい... 学校の教科書にそった問題集でもちょっとひねった問題だと もう無理だし。 いくら父親が数学塾の先生だといっても とてもじゃないが数学の素質があるとは思えない。 父親について特別勉強しているわけでもなく 毎日のように友達と遊びまわって、 家ではほおっておくとテレビの前に 2時間でも3時間でも座っている... 勉強もしていない、どんな問題がでるかも知らない状態で 万が一合格したとしても毎週土曜日に2時間ほど行われる授業、 毎週出される課題、PCをつかった遠隔補習、 送り迎えなら往復1時間、バスなら乗り換えで往復2時間弱、 月謝、交通費、 etc... でもとりあえず彼女のやる気は 尊重してやらないといけないだろうし... パパに相談すると「受けさせたら?」というので 受験することはOKして パパに頼んで問題を持ってきてもらうことに。 3年生までの内容で解ける問題のはずだから 私にも解けるんじゃないかと挑戦してみたけれど 結果は10問中2問正解 たとえばこんな問題 「130以下の自然数のうち5で割ってあまりが1になる数は全部でいくつですか」 「次のような規則で50個の数字を並べたとき、数字5はいくつありますか。」 1,1,2,1,2,3,1,2,3,4,1... 「次の足し算の式であ、い、うがそれぞれ異なる数のとき この式を満たす3桁の数‘あいう’の中で最も大きい数はいくつですか。」 あ い う + う い あ -------------------- 1 2 7 1 あとは 積み木をつんだものを上、横から見た図があって 積み木は最大(または最小)いくつ必要ですか、という問題とか... 皆さんも頭の体操にどうぞ^^ 試しに解いてみたコンジュには 問題の意味を理解できないのものもあり 自力で解けたのは2問... ヤッパリ ワタシノ ムスメダワ... 試験当日は 難しかった~と憔悴しきった様子で帰ってきたけれど 当たり前です... しかも努力をしない状態で合格してもらっても 彼女にとってよくありません。 なんでも簡単にできるという認識を植えつけてしまうのではと。 それをわからせるための受験料2万ウォン... はあ... 母の本音としては 4年生の今の時期、勉強に入れ込むより 他にすることがあるような気がするのだけどねえ。 なんとかそうならないようにしたくても こうやってだんだんこの国の異常なほどに過熱する 教育の波に乗っちゃうのかな。 まあ、 そのチャレンジ精神を認めてあげよう と無理矢理プラス思考。 結果がでてからのコンジュの反応はいかに!? お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
[◆とっち家の人々◆] カテゴリの最新記事
|