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テーマ:韓国!(17289)
カテゴリ:◆日記◆
3人目にして初めて韓国で出産。
とっちのときもここで産むことを考えたけれど 出産後毎日毎食食べなきゃならないミヨックッ(わかめスープ)と 真夏でも必須の靴下、ネーボク(ババシャツ&ズボン下) オンドルが怖くてやめた^^ ここでは「産後調理」といって産後の養生をきちんとしないと あとで産後痛で苦労すると固く信じられていて 出産後は冷やしてはいけない、風にあたってはいけない。 洗ってはいけない etc.. 血をきれいにするとかお通じをよくするとかで 1ヶ月は食べなければいけないといわれてるわかめスープ。 でも昔とは生活環境も栄養状態も違うのに 暑くて汗だらだらなのに洗うなとかいうのはどうかと思うし、 わかめばかり食べてるのも偏食じゃあないかと思うのだけど とにかくみんなそうしてるし、シオモニ(姑)の目もあるので しかたがない^^ 上2人を真夏に日本で産んで ちゃんと‘産後調理’をしてないので 3人目はきちんとしなければ..といわれ、 家の事は義母に任せて 私は病院を退院後「産後調理院」というところで1週間を過ごすことに。 (こちらの病院は自然分娩の場合2泊3日の入院) ここでの食事はこんな感じ。 午前8時 朝ごはん。 はっきりいって朝からこんなに食べる食欲ありません... 午前10時 おやつ パックのは漢方エキス。 むくみをとるというかぼちゃだとか 体を温めるナツメだとかいろいろ入ったエキス。 コイとかカムルチという魚のエキスの日もありました。 正午 昼食 やっぱりわかめスープ... 基本的に辛いものはでません。 キムチも白キムチ(唐辛子を使わないもの)か 水キムチ。 午後3時 おやつ トックッ。韓国風雑煮。 ククス(麺)とか小麦粉メニューが主でした。 午後6時 夕食 朝、昼よりはおかずが1品多い。 午後8時半 夜食 おかゆとわかめスープ。 夜食におかゆというのはいけるかも。 家に帰ってもそうしてみよう。 というふうに間食含めて1日6食! 監禁されてひたすら食べさせられてるというのは フォアグラ用ガチョウかブロイラーかという気分。 わかめスープは具が牛肉だとか貝だとかで 申し訳程度の変化をつけているとはいえ 1日4食わかめを食べ続け いったい何キロのわかめを消費したのだろう... なるほどはじめの3日くらいはお通じがよい。 でも数日過ぎると効果なし。 「私はラッコだ」と自己暗示をかけ (*ラッコはわかめも食べるんだっけ?) 自分の体と小さい人の栄養のためだとなだめすかす。 授乳以外にこれといってカロリー消費することもないのに ひたすら食べ続けるので 体重は産む前のわずか1キロ減 こんなに長く入院生活を送ったこともなかったので 退院のときは監獄を出たような気分を味わうことができ 豆腐を食べなきゃいけない気分でした^^ (韓国では刑務所からでると豆腐をまるかじりするらしい... 真っ白い気持ちでやりなおそう、ってことなのかな) こうして わかめ攻めと暑い部屋でのガマン大会のような 韓国での「産後調理」の義務を果たしてきました。 しかし家に帰ってもまだまだ気苦労は続くのでした... お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
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