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テーマ:韓国!(17289)
カテゴリ:◆とっち家の人々◆
なんでもやりたがりのコンジュ。
今回は水泳... おととしに一度通ったことがあったけれど 1ヶ月でやめた。 初めてだったので基礎クラスに入ったのだけど 20人ほどを1人の先生が教えてる。 女の先生だったのだが 外からお母さんたちが見てる間は 笑顔で教えてるのだけど 私は見てしまった。 お母さんたちがいなくなったあと 神経質にどなったり 子どもの頭をぐいと水の中に押し込んでるのを... とにかく人数が多すぎだし、 先生に対する不信感、 水に対する恐怖心だけが残って 何も進歩がなかった1ヶ月だった。 なのに2年経って少々度胸もついたのか 泳げるお友達に触発されてか 水泳に通いたいという。 一番の仲良しのお友達が個人レッスンを受けているのだけど 同じ時間に一緒に教えてもらえるというのだ。 ほほう、個人レッスンなんかもしてもらえるのね。 まあ、本人がやる気なのだし、 私としても水泳はできておいてほしいし お友達と一緒のほうが頑張れるだろうと OKして申し込みにはパパに行ってもらった。 普通の講習は週3回で1ヶ月3万ウォン。 講習のない日も自由に練習することができる。 パパは3万ウォンを払って申し込みをしてきた。 ところが... 後で先生から電話がかかってきて 「あのー、ご存知ないかと思ってお電話したんですが 個人レッスンなので12回で20万ウォンがプラスになります。 あとで口座に振り込んでください」 と。 なんでパパが行ったときに言わないんだ 20万ウォンは痛すぎる... パパに話して出してもらうことにして まあ、1ヶ月頑張ってみなさいということになった。 でも... あと2回のレッスンが残った今、 クロール、平泳ぎ、背泳ぎを習って もう少しでバタフライに入るというのだ! それは進度が速すぎませんか!? 何メートル泳げるとかいうのは関係なく 泳法だけ習っているらしいのだけど まあ、なんとこんなところでもスピード詰め込み教育!? 子どものころスイミングスクールに6年も 通っていた私には信じられないことで 日本みたいに緻密にこつこつというのは ありえないこの国だけれども... これがここのやり方。 ここの習い事 何でも最初に型を叩き込んで エスカレーター式に段階をかけあがっていく ゲームのレベルクリアってな感覚。 英語ならphonics、クリア→中学レベル文法、クリア。 試験○級、TOEIC○点クリア。 PCなら基礎、クリア→インターネット、クリア。 資格取ってPCクリア... 芸術系にいたっても ピアノだったらバイエル、クリア。次はチェルニー、クリア。 チェルニー40番まででピアノクリア。 バイオリンだとスズキの何巻クリア... 大人の習い事も 生活の潤いを求めて趣味でなが~く、というよりは 短期間で集中的にどこまでできるようにしたいだとか 短期間で資格取って自分で教えられるようにして 収入につなげようだとか 結果が伴わなければいけない。 どこまでやったかがわかるようなシステムは 目標も立てやすく分かりやすくてよいのかもしれない。 でもどんなものでも「ここまでやったら終わり!」っていうのは ないんだと思うんだけど... ここでは多くの人がそういう感覚。 コンジュが水を怖がらなくなって わずか1ヶ月で 長く泳ぐことはできなくても3つの泳法を習って 私はできるという自信につながったことだけでも 20万ウォンの価値はあったのかもしれない。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
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