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とっち家の韓国ごはん

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2010.03.26
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テーマ:韓国!(17174)
カテゴリ:◆日記◆
2003年、近所の女性センターで
中国語を習ったメンバー6人でケモイムを始めた。

ケは「講」モイムは「集まり」の意味。

ケ(契)はもともとは数人で毎月お金を集めて
まとまったお金が必要なときに順番に
それをもらうことができるシステムなのだが

私たちのそれは
毎月1度顔をあわせて食事をしながら、
おしゃべりに花を咲かせ
月々一定金額を集め積み立てて
中国旅行に行こうと始めたものだった。

長男の嫁だからという理由で
何がなんだかわけもわからないまま
仲間にいれてもらい
年齢も違うオンニ(お姉さん)たちの
機関銃のようなおしゃべりには
入る隙もなかったが

月に1度おいしいものも食べ
いろんな情報や考え方を聞けるし
なにより家族でもなく
子どもを通じてでもない
自分の人間関係ができたのがうれしかった。


2年間積み立てをして中国旅行に行った。
脂っこい中国の料理が口に合わないと
食堂で出された料理とご飯、持参したコチュジャンで
ピビンパッをまぜこねしだしたときには
この人たちと一緒に来たことを非常に後悔したが
後になってはそれもよい思い出。

その後2人が新たに加わって
中国語の講座に通わなくなっても
みんなで集まってスタディをやったり
ケーキで誕生日を祝ったり。
集まる日でなくても
遊びにも行ったし、教えてもらったり
人を紹介したりされたり
ぐちを聞いてもらったり。
入院すればお見舞いに
子どもが結婚すればお祝いにいった。

年齢も職業も境遇も興味の対象も全く違ったけれど
それぞれの個性がきらきらひかる楽しい人たちだ。


ところがこの2月末
積み立ても大分たまったことだしそろそろ
どこか旅行に行こうということになっていたのが
2人がソウルに引っ越すことになり
(そのうちの一人はお金の管理をしていた)
1人はバングラデシュにボランティアとしていくことが決まり
結局この集まりを解散することになった。

それぞれの新しい出発は喜ぶべきだし
バングラデシュは無理だとしても
ソウルくらいならしようと思えば連絡して会うことも
話すこともできるのだけれども
7年も毎月会っていたメンバーがそろわなくなるというのが
やっぱりさみしい。


戻ってきた積立金でどこに旅行しようかと
あれこれ考えてみることで気をまぎらわせている。








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Last updated  2010.03.27 00:56:18
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