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テーマ:音楽のお仕事♪(1696)
カテゴリ:◆日記◆
今、韓国はフォークギターブーム再来中。
集まるのが好きで歌好きな国民性にあっているのだろう 私がクラシックギターを教えている教育院でも フォークギター講座を開講して欲しいということで 開講したところ超人気で 昼、夜の講座を合わせると40人以上にもなり 急遽手伝って欲しいということで助手として フォークギターまで教えることになってしまった。 ここだけの話、実はフォークギターなんて 中学のとき音楽室にあったのを爪弾いたのが最初で最後^^ 今まで韓国のしかもこんな地方都市では ギターなんて演歌か単なる歌の伴奏楽器と思ってる人は多くて クラシックギターやってます、なんて言っても 必ずといってもいいほど 「じゃ、古賀政男(いやもちろん韓国では知られてないけど似たようなの)、一曲!」 「歌の伴奏ちょっとやってよ」 と言われ 「『禁じられた遊び』ならかじったことあるよ」なんて人すらいない。 もちろんクラシックギターで独奏も伴奏も可能だし まあ、日本でもそんな人はいるんですけどね ギターくらいじゃないのかな ちゃんと楽器の区別があるのに クラシックギター ↑マイファーストギターはこんな感じでした フォークギター ↑今回はこんなのを買いました ジャンルの線引きをされずに オールマイティーを求められる? っていうか何でもOKと思われてる? いやクラシックギターという存在自体も知られてなかったり? だってオペラ歌手に演歌を歌えとか言うか? ジャズピアニストにピアノコンチェルトを、と言うか? (もちろんOKな方もいらっしゃるでしょうが..) と憤慨してみるけれど 哀しいかな クラシックギターを習いたいといってくる人もそういないし 私はクラシックギターだけで食べていけるような身分でもなく... お気楽ごきらく深く考えないたちなので クラシックやってて基礎はあるので応用は利くし コードじゃかじゃかやってピックで弾くのを ちょっと練習すればいいだろう、 この機会にフォークギターも弾けるようになって 守備範囲(?)も広がって 韓国の歌謡曲もできるようになって レパートリーも増えていっかと 前向きに考えることにしたのだけれど... クラシックギターの名器を購入しようとこつこつ貯めてるのに 計画外のフォークギターを買うことになり 楽器屋に行ったところ予算をオーバー。 でもやっぱり金属的な音が耳に障って、 スチール弦は押さえる指が痛いし 慣れないピックで弾いてるので手首やら肩やらが痛い。 生徒さんも クラシックギターの方は比較的おとなしくて 素直に受け入れ、地道に練習するタイプの方たちが多いのに比べて フォークギターは典型的韓国人タイプの方々のオンパレードで ちょっとやれば歌いながら弾けるようになると思ってて 練習もしてこなければ、 最初っから歌に合わせようとするのでしっちゃかめっちゃか。 その上できないとすぐあきらめようとするか、教える側のせいにする。 ほんと肉体的にも精神的にもツカレル... でも韓国歌謡に手を出したついでに やけくそ半分で韓国懐メロ演歌にも手を出したが、 これがもう日本の演歌そっくりそのまんま。 これは日韓どっちでもお年寄りの施設なんかで演奏したら喜ばれそうなので レパートリーにすべく練習中。 クラシックで始めればつぶしがきくってことを身をもって見せてやろう。 そしてこのギターブームに乗っかって クラシックギターにも風を吹かせよう ともくろみ中なのであります。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
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