～にゃっこのにっき～

別に波田陽区を気取ってるわけではないのですが（笑）

今の会社の前はガソリンスタンドにおりました。
１８歳から～３０歳まで。。。のべ１２年です。

会社は２回変わってますが例の製油所炎上の元売です。

前の会社では主任・所長・新店舗の立ち上げ責任者を経て
最終的には本社の事務課主任になりました。

そこで沢山行った面接のお話を。

現場に居ればアルバイトの面接を行うのですが…。

やっぱり『！？』と思う子が来るわけですよ。

１　【履歴書を忘れてきた】

　　男子高校生～シャツは入れてないし制服のズボンは
　　もちろん腰パン。

　　私『履歴書を出して頂けますか。』
　　高校生『忘れてきたんすけど～ダメっすか？』
　　私『・・・（呆）。』
　　　『これから学校で習うと思うけど履歴書はあなたの
　　　　かわりですよ。口頭で言われても確認出来ないので
　　　　このままお帰り下さい。』
　　高校生『明日来ますけど？』
　　私『結構です。』

　　～来る前に確認しろっつうの（怒）～

２　【自分の意思は？】
　　
　　コギャルチックの女子高生。あっちもこっちもじゃらじゃらと。

　　私『どうしてガソリンスタンドを選びましたか？』
　　コギャル『○○ちゃん（友達）がぁ～きっとぉ～
　　　　　　　○○はぁ～スタンドに向いてるって言うしぃ～。』
　　私『自分ではどう思うの？』
　　コギャル『たぁ～ぶぅん～合ってるかなぁって思ってぇ～』

　　～そのまま履歴書返しました～

３　【親と同伴って？】

　　これもまた高校生。
　　
　　お客さんかと思いきや『面接に来ました』と。
　　それもご両親付きですか～。
　　しかもスタンドの敷地内で待機。

　　私『親御さんと来られたんですか？』
　　高校生『はい！場所わからなかったから…』
　　私『場所わからなかったんだぁだぁだぁ…？』

　　この場所はとてもわかりやすい場所なのに～
　　その前に親と来るのはどうよ？

　　～自分の働く所位わからないでどうすんの？～

４　【！？】
　
　　男の子。２３歳位だったと記憶にあり。

　　私に『面接の人来ました』と言いに来たスタッフが血相変えて
　　『所長めちゃくちゃヤバイっすよ。ひとりごと喋ってますって』

　　個性を発揮されるのは全然構わないけれども…
　　まだそんな寒くないのに『冬生地のロングコート』
　　『黒のタートルネック』『黒のズボンに黒の革手袋』
　　全身黒づくめの彼。

　　質問しても声が小さく聞き取れない。
　　履歴書の文字は『象形文字かアラビア文字？』と思わせるほど
　　素敵な字。
　　全ての仕事が３ヶ月もってない。。。体が弱いときてる。
　　協調性がありますと小さな声で言われても～

　　～やはり体力勝負の仕事なのでと丁重にお断りしました～

本当はまだまだございます♪

その後は学校との窓口となり就職説明会にも数多く出席。

説明会となると…５～６０人の生徒さんとの面接をすることに。
今は就職超氷河期時代ですから先生も必死です。

昔は会社側が学校に訪問し『是非おたくの生徒さんを～』なんて
有りましたが今は『主任～是非うちの生徒を～』とお願いされる
のが普通です。

学校推薦がないと本人が行きたくても行けない。
それは悪い生徒を送ると学校自体の評価が下がるから来年から
採用してくれないと思う危機感から。

実際先生が思っているほど生徒さんは悪くないと思うんです。
意外に進路指導先生以外の先生の態度が悪かったりします。

今も尚、就職難ですが頑張って頂きたいものです。

高校の時に（私は商業高校でした）
先生に口がすっぱくなるほど言われた言葉

～面接は家を出た時から始まり家に帰って始めて終わる～