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カテゴリ:日々のこと
娘の幼稚園で一緒の友達ママが、先週末に第2子を出産した。
で、病院も近くなので、お見舞いがてら赤ちゃんを見に行った。 小さいっ。 かわいいっ。 久々に間近にみる新生児(生まれて4日目だよ)は、本当に両手にすっぽり入ってしまうくらいのはかない存在。 うちの娘もこんなだったんだっけ、とちょっと感慨深い。 当たり前のことだけど、小さいのに体のディテールはきちんと出来てる。 指や爪や耳……、まごうことなく人間のパーツとして細かく出来ている。 こんな小さなものがきちんと生きてる不思議。 目に見えないたった2つの細胞の結合が、こんな精巧な生き物になる不思議。 新生児を見ると、普通の赤ちゃんを見る以上の感動を味わえる気がする。 昔は生まれたての赤ん坊は「猿」にしか見えなかったのに、1度出産を経験したせいかどうか、今はそんな風に見えない。 赤黒くてしわくちゃでも、他人の子でもいとおしさがこみ上げてくる。 ママにすっぽりと抱かれている姿を見ると、自分にも欲しい気分になる。 2人目は、全然予定のない私だけど、これって悪くないかも思わせてしまうような不思議な力が生まれたての赤ちゃんにはあるみたい。 「子供なんて欲しくないわ」という人は1度、病院に新生児を見に行ってみるといいかも。 最初は猿にしか見えなくても、見続けていると徐々に欲しくなってくるかも。 これって、少子化対策の一環に使えたりして。 最近は小中学生に赤ちゃんと触れ合わせて育児の大切さを学ばせるみたいな教育を採り入れている所もちらちらあるらしい。 だったら、いっそのこと、新生児を見に行かせるというのもいいかもしれない。 さすがに出産シーンはお見せするのはちょっと……ですが。 でもまあ、実際には退院してからが、大変なんだけどね……。 育児と家事と上の子の世話……、働いている人は仕事との両立も大きな課題となる。 もちろん経済問題も。 世の中は少子化といわれているけど、それはすごくよくわかる。 最低2人は生まないと、人口は維持できないわけだけど、私も1人でいっぱいいっぱいになってるし。 (うちの場合、ちょっと成長の遅い子だけに、ここまでくるだけで疲れちゃったのだが) もちろん、育児の喜びは大きいものがある、ということは確か。 でも、今の世の中、楽しいことがいっぱいあるだけに、絶対生むべきとも言えるほど自信もない。 あまり子育てには向かない時代だっていうことも実感してる。 私が子供の頃は、幼稚園から帰ってきたら、勝手に近所の友達のうちへ遊びに行ってたもんだけど、今はどこにいくにも親同伴じゃないとでかけられない。 小さい子供同士で公園に行くなんて考えられないご時世だ。 ………。 やれやれ。 単に、赤ちゃんがかわいかった、ということを日記に書きたかっただけなのに、こんな方向にそれてしまった。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
Last updated
2005年05月17日 18時06分04秒
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