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カテゴリ:日々のこと
幼稚園で一緒にPTA役員をやっているKさんと、打ち合わせと称してランチ。
今日はちょっと奮発して1800円のランチ懐石(いつものランチだと1000円前後が基本)。 私のすんでる街は、大きな街ではないのだが(わりと大きな街に両側を挟まれて、発展しようがないといった感じ)、おいしいお店だけはいっぱいあるのだ。 子供がいない昼間に、いろんなお店をチェックするのが、最近彼女との楽しみになっている。 たぶん同じ時間、娘は私の作った貧しい弁当をつつき、夫は社内食堂の可もなく不可もない定食を食べているはず。 ごめんね!! と、一応心の中では謝っておく。 でも、舌鼓を打ちつつも、ちゃんと打ち合わせはやってました。 幼稚園のPTA役員。 パートも含めてお仕事してなくて(うちの幼稚園は延長保育もしているので、お仕事してる人も結構いる)、下に弟妹がいなくて、幼稚園から近いところに住んでいる(通園バスもあるので広範囲から園児が通ってる)、と三条件揃ってしまうとやらざるを得ない。 うちの幼稚園はこじんまりした少数制の園なので、役員の負担は大きい。 というのは、園の規模にかかわらず、行事なんかは同じくらいあるわけだから、少ない数の先生だけじゃ手が回らない。 特に通常保育を熱心にやってくれる幼稚園なので、先生達に余力はないのだ。 まあ、そういう幼稚園だから娘をお願いしてるわけだし、たぶんうちの娘は手がかかる方だと思うので、恩返しに労働奉仕くらいするさ、の精神であります。 Kさんは、年少のときも一緒の仕事をして仲良くなった。 彼女も三条件揃っているが、上にお兄ちゃんがいて小学校の方でも役員を引き受けてしまって、かなり忙しくしている。 彼女はもともと活動的な上に、見て見ぬふりができなくて「しょうがないなあ」と何でも引き受けてしまうタイプ。 それだけに、来年(子供が年長になる)のPTA会長有力候補とあちこちで囁かれている。 彼女自身も、そうなるような予感に今からおびえている。 ただPTA役員選抜に関しては、常に不公平感が漂っているのは否めない。 同じ人が連続してやるはめになる。 お仕事しているのも、下に子供がいるのも、どこに住んでいるかも、乱暴な言葉で言えば、その家庭の勝手である。 (明日食うに困るようなおうちの子供は私立の幼稚園には来ない) 子供を園に預けているという観点では平等なはずなんだけど。 もちろん、お仕事を持ちながらも小さい子がいながらも役員をやってるお母さんもいるし、逆に、仕事があっても子供がいても役員活動ができるような体制を整えなくてはいけないと思うのだけどね。 (子供を保育園に通わせてる仕事持ちの妹のところは、さすがにそういう問題はないみたいだけど) 今年卒園したお子さんのお母さんが言ってた言葉。 「3年間なんにも役員やってなくて、裏で役員がどれだけ準備に苦労してるか知らないで、行事当日だけお客さんの顔して参加して『3年間、いろんな行事があって、楽しかったわねー!』とのどかに言われると、本当にがっかりするし、腹が立つ」 まわりにいたお母さん達は、みんな頷いてた。 想像力の欠如は、人間関係にひびをいれますなあ。 なんだか、主婦の家事労働の報われなさに通じるものがあるなあ。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
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