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2005年05月29日
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カテゴリ:日々のこと

義妹(夫の妹)の結婚式でした。
相手は高校時代の同級生。
といっても、在学中は互いにほとんど存在を知らず、同窓会で会った時に盛上がったようです。
(結構、そういう例はあるようです。私の友人にもそういう結婚パターンがいます)

会場は都内の某ホテル、我が家からも電車乗り換えなしで行けるので便利です。
私は髪のセットと着付けがあるので、集合時間より2時間早く出向かなくてはいけないので、夫と子供を置いて、一足早くホテル到着。

一昨年の子供の七五三以来の着物。
面倒くさいと思いながらも、ちょっと嬉しい気分です。
美容室で髪型を選んで、きれいに結ってもらい、そして着物を着付けてもらう。
上から下まで他人任せってちょっと気分いいじゃないですか。
本日のお召し者は、緑に小花を散らした訪問着に、金地で同系色で鶴を刺繍した帯、伊達衿や帯揚げ帯留めはくすんだ赤で挿し色としました。
草履も金色、バッグはあえてエナメルのバッグを合わせて、ちょっと若々しくしてみたりしました。
こうして書き連ねてみると、すごい色きちがいみたいだけど、ちっとも派手にならないところが着物のおもしろいところでござます。
今回は初の黒留袖挑戦というのも考えたのですが、義母に「まだ若い?から華やかなものでいいじゃない」と言われ、それに従いました。

さて、今回の式は親族だけのこじんまりとしたものとなりました。
義妹は、私と同い年。
「この年になると、盛大な式なんて、恥ずかしくてやってられないのよ」
と彼女は言います。
そういえば、30代になってから結婚式を挙げた私の友人達も揃って「親族だけ」の式を行ってます。
で、あとから「結婚しました」の報告ハガキが届くだけ。
考えてみれば、誰かの結婚披露宴に出席するのって5年ぶりです。
小姑といっても、友達感覚でおしゃべりできる間柄なので、なんだか友人の結婚式に出るような楽しみもあるし、久々のドレスアップということもあって、結婚が決まってからは、必要以上にウキウキしてました。

でも、結婚式自体は、せめて昨日だったら……と忸怩たる思いがありました。
というのも、本日は宝塚花組公演を観劇するはずだったのです。
かなり前にチケットがとれてまして、それも1階席の13列目というナイスな席だったのに、泣く泣く他の方にチケットを譲りました。
あまりに悔しくて、ついつい義妹本人にも愚痴ってしまった大人げない私です。
せめて時間がずれていれば、結婚式との掛け持ちだって考えてたのに……。
(訪問着で宝塚観劇ってのもおつではありませんか。おまけに訪問着姿で出待ちまでするっていうのも、ちょっといいかも。寿美礼ちゃんにこの姿見てもらいたかったわあ。なんて妄想が膨らむ膨らむ。……)

お式は、人前式。
これは宗教上の理由から。
お婿さんのおうちが、日本でいちばん信者が多いと思われる某新興宗教団体Sの信者さんとのことで、神式でもカトリック式でもだめとのことで。
そもそもチャペルで式を挙げる日本人で本当のキリスト教信者なんて何パーセントいるんだか。
(そういう私も披露宴とのセット価格で安かったという理由でチャペル婚を挙げました)
しかしその宗教のために、結婚に至るまで紆余曲折があったようで。
義妹も彼とはかれこれ6年ほどつきあってたみたいですが、その間、何度か別れてはまたくっついてを繰り返していたようです。
彼が好きでつきあっていたものの、いざ結婚となるとその宗教がついてまわる。
彼自身も熱心な信者とまではいかないようですが(お母さんが熱心とのこと)、家族を巻き込むような宗教団体であるとはよく話にききますから、義妹としては二の足を踏む。
本人も気になるし、たぶん両親だって嫌がるだろうと思い悩むわけです。
で、別れる。
で、またくっつく。
で、また別れる。
で、またまたくっつく。
ま、実際何回繰り返したかは知りませんが。
そこまで未練が残るほどの相手だったということでしょうか。
少なくても見た目はかなりのナイスガイでございます。
それだけじゃ、6年は続かないでしょうけど。
で、結局、自分は絶対に信仰しないというスタンスを認めてもらって、結婚に踏み出したわけです。
両親(つまり私の舅と姑)も抵抗はありながらも、本人の決めたことだし、それにたぶん「いい年になった娘に早く嫁にいってもらいたい」という願いも手伝って、結婚を認めたのでした。
しかし、信仰に熱心なあちらのお母様のことです。
私たち夫婦は今日、初めてあちらのご両親とお会いしたわけですが、
「○○(私の住んでる地域)のK党の議員さんはいかがですか。お嫌いじゃなかったらよろしくお願いしますね」
などと、さっそく選挙運動をされてしまいました。

人前式は、結婚の誓いを2人が述べて、その場に出席した人々(つまり披露宴招待客)に立ち会ってもらうという形式で行われました。
誓いの言葉の後に、2人で婚姻届にサインをして、指輪の交換をするわけです。
最近は式の簡素化傾向もあって、人前式を行うカップルが増えているそうですな。
私の時もそれを提案したんだけど、夫に「なにそれ?」と取り合ってもらえませんでした。
今になって、「自分たちもクリスチャンじゃないんだから、ああいう式でよかったのに」なんて、言ってるもんですから、内心ちょっとむかつきました。

親族だけの式ですから、スピーチなんかはごく最小限、余興もなく、ひたすら歓談と食事に費やした披露宴となりました。
私も今までほとんどお話したことがなかった伯父(舅の兄)と隣になりましたが、思いのほか話に花が咲いて、嫁も10年やると如才なく親戚づきあいができるものだと悦に入ってしまいました。
一応私の娘がその場の唯一のお子様だったので、花嫁に花束贈呈などという大役が回ってきましたが、緊張のあまり(小心者……)司会者にマイクを向けられて泣き出す始末。
私といえば、締めつけた帯の間に帯揚げを無理やり押し込まれていたために、それが背骨にあたっていて、時間の経過と共になんとも苦しい状態に追い込まれていたのでした。
帰宅後、帯を解いたときの開放感と言ったら。
明治以後、洋服が日本に入ってきて、着物が廃れていく理由がよくわかった(普段着の着物はそんなに締め付けるものでないのでしょうけど)1日でございました。
なんとも長い1日でございました。

書き忘れていました。
花嫁姿の義妹はとてもきれいでした。
長身でスリムなので、シンプルで肩を出すデザインのドレスがとてもよく似合ってました。
私だったら、この2の腕ではちょっと無理……。





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Last updated  2005年05月30日 02時57分06秒
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