ちょっと休憩

とりあえず、金曜日はテレビ日記。

今週のタイガー＆ドラゴンは「品川心中」
落語は、なんとも中途半端に終わってしまう。
トラジの「？？」な表情と同じに私も「？？？」
事実この段階ではオチがなく、このあとお染めへの復讐物語になるらしいです。
で、楽しいことしか話したくないどん兵衛としては、ここで終わりたいとのこと。
(実際の「品川心中」を知らないのだけど、実際にもそうなの？？）
その中途半端さが後にきいてきます。

トラジ、先週の粗忽者ヤスオのために、窮地に追いやられます。
みんながトラジが堅気になるのを望んでいるのに、組長ですら祝福しているのに、ヤクザとしての義理の忠誠心のために、踏み切ることができない。
結局は、組のために我が身を捨ててしまう行為に――。
うーん、長瀬、目力あるよ。

高座にはとうとうリュウジが上ります。
だれのためでもなく、自分のために落語をやりたい。
おもしろい話をおもしろく話したいだけなんだ。
リュウジ、噺家としての真の目覚めですね。
リュウジの言葉に父どん兵衛もうるうる。
で、お話するは「品川心中」。
女の方が逆に心中に巻き込まれる展開で、昨今流行（？）の「レンタン心中」にて、メグミあやうく死の危険に。
で、しめくくりはやはりオリジナル通りに「腰が抜けました」で終わってしまう。
だから、やはりちょっと中途半端の感が……。

つまり、そのあと続くはずの復讐談は、トラジが担っているということか。
組長たちの敵討ちに殴り込みをかけるトラジと銀。
以前によその組に出入りしたときは、ぼこぼこにやられていたのに、今回強いのなんの。
気合が違ったということでしょうか。
でも痛快には終わらない。
だって、どん兵衛が語りたくない「おもしろくない部分」だもの。
そしてトラジ、全ての罪をかぶって、出頭。
どうなる？、来週。

まあ、ここの段階で大ピンチになるということは、来週以降は大逆転ハッピーエンドってことでしょうか。
そうじゃないと困ります。
この手のドラマはそうじゃないと。